インド占星術を受けた話。

9月になった途端に涼しくて、ちょっと拍子抜けしてしまった・・・
涼しい　または　冬の季節が好きなわたくしでございます。

さて、昨年ごろからスピリチュアル的な面から自己探求をやってきて、先日とうとうインド占星術の鑑定を受けました。自己探求の最終仕上げ的な内容でした。
▼自己探求の前編　▼中編　▼後編

今回はそのお話。

インド占星術って何？

簡単に言うと、インド式の星占いである。
カレーの匂いがするとかではなく（それ魅力）
インドの伝統的な方法で星の並びを読み、鑑定するというのがインド占星術。ヴェーダ占星術やジョーティッシュとも呼ばれている。

一般的にテレビなどで「今日の運勢」とかやっているのは、西洋占星術の太陽星座の配置で鑑定している。太陽星座というのは、生まれた時の空（厳密にいうと、出生時間や緯度経度も必要）で、太陽がどの星座の位置に居たのかという事を指している。これが日本の一般的な星占い。

本当の、というか、ちゃんとした西洋占星術は、太陽星座だけではなく、すべての天体（月や水星や冥王星など）とその位置から鑑定する。なので、例えばわたしは、太陽星座がおとめ座で、月星座がいて座、ASCがてんびん座・・・っという感じになる。

インド占星術でもその考え方はほぼ同じ。ただ、星座や空の読み方が異なるので（詳しくはわかりまてん、プロにどうぞ）西洋占星術で言われる太陽星座が、インド占星術では異なる場合がある。

また、これは占星術師にもよると思うけど、インド占星術は

【予言ありき】

だと聞いたことがある。
現在のコロナ禍についても、実は当時17歳の男の子が予言していたそうである。
そして、全員ではないけど、インド人は一家にひとりはお抱え占星術師がいて、出産から進学、引っ越しから仕事、もちろん結婚などなど、すべての行事を占ってもらっていると聞く。
※余談ですが、インチキも多いです。お気を付けを、インドですから。

「〇月〇日にこんなことがあります」ここまで言い切れてしまうらしい。


【予言ありき】ということは、【基本的には当たる】のである。
もっと言うと、当たる当たらないの次元ではない、ということである。

そうなる運命の元、この世に生まれている

これがインド占星術の根本。
この考え方が、ヨーガと同じ。「カルマ」である。

インド占星術との出会い

インド占星術で観てもらうまでの事についても書いておきたい。
このタイミングでまさに！という感じで素晴らしい方と巡り会うことができたのだ。

そもそも、わたしは星占いが好きだ。
西洋占星術は感覚的なものではなく、統計学だからである。時々、尊敬している方のお話をお伺いさせていただいている。

一方インド占星術については、ずっと興味があった。
シヴァナンダ・ヨーガというヨーガの流派があるんだけど、そのアシュラムで時々占星術講座が開催されていて、一回だけ参加したことがあった。その時の星のチャートの細かさと、予言のような読み方がとても印象的だった。

細かくて予言っぽい、しかも考え方の源流はヨーガと同じ。だからこそ、いつか信頼のおける方に観ていただきたいと思っていた。

占星術師と縁を繋いでくれたのは、ヨーガ療法士養成講座の同期の方だった。その方が鑑定を受けた話はなんとなく耳にしていた。

ある日の朝
『そうだ、インド占星術を今受けてみよう。なんていう人か、どうやって予約を取るのか教えてもらおう』
と思っていたら、なんと、向こうから連絡（他の内容で）があったのだ！
これはすごいぞ！と感じ、すぐに日程などを確認すると、希望の時間が奇跡的に空いていた。

願ったことが数時間後に叶ってしまった。
本当に今がそのタイミングなんだなと実感した。

物質的な世界では残念な星の下に生まれている

わたしの今の仕事についてや、ヨーガのことなどをお話した後
占星術師の方（女性です）のお言葉は
『とても頭のいい方です』　だった。

うん、良くも悪くもそうでしょうと納得。

『そのせいで頭が混乱することも多いでしょう』と、まさにズバリの世界が始まった。これはきっと凄いことになるぞっていう予感。

そして衝撃のひとことを下さった。

あなたは、実はとても残念な星の下に生まれています。
人が10個ボールを投げて8個入るところ、あなたは5個くらいしか入らない、そういった運命です。
今までもなぜ私だけうまくいかないんだろう、努力が報われないという経験をされてきたのではないですか？

そんな生まれがあるんかい！！と思った、笑
でも、パッと今の自分を考えてみて
「今は結構恵まれているなぁ、あれ？」と思ってしまった。

これには続きがあった。

このような残念な生まれというのは、あくまでも物質的な世界での事です。
しかし、この運命をあなたはヨーガと出会ったことで埋めて来られたのでしょう。特に、現在の師匠の教えが頭の良いあなたの心にピッタリとはまり、救いになっていますね。

ちなみに、占星術師の方はバクティ・ヨーガ（愛のヨーガ）の道を歩んでいらっしゃる方であり、過去にはわたしの現在の師匠である木村先生の元で学ばれていた事もあるとのことだった。

この言葉をきいて号泣した。
過去のnoteの記事でも書いてきたような「わたしはヨーガをするために生まれてきたんだ」という想いは、まさに師匠の教えがあったからだった。
占星術を観てもらうまでもなく、自分自身で気が付いていたことだったけど、改めて思い返すと

ようやくここにたどり着けた、よかった

という想いが湧いてきていた。

そして、物質的な世界では恵まれない運命というのがなんだか嬉しかった。
つまり
物質的じゃない世界＝精神的な世界・魂の世界では恵まれているんだ
と思ったからだ。

こうも仰ってくださった。

私たちの言葉ではこのような残念な生まれの人を
『慈悲を得た人』と捉えています。

あなたは自己を悟る人です。

うん、そうですよね。
うまくいかない事があったから（※この時点では具体的には思い出せずに、そういえばわたしはなんか苦労してきた人生だったぞ、と思い返している）

今ここでわたしはヨーガをやっていて、その経験を元に生徒さん達にもヨーガをお伝えできているんだ、と実感した。

自分のせいじゃなかったという自己肯定

占星術を受けた翌日、わたしは某サウナにいた。
最近すっかりハマっていて、その日は朝5時から入っていた。
サウナ→水風呂→外気浴と繰り返していくのだが、前日に受けた占星術の内容が頭の中をグルグルしていた。
さすがに「残念な星の下の生まれ」が衝撃だったのだ。

今までの人生・・・うまくいかなかったこと・・・ボールが半分しか入らない・・・周囲から認めらない・・・なんで私だけ・・・・・・・・

2回目の外気浴の時に「それ」は訪れた・・

そうだった！
わたしはいつもうまくいかなかったんだった！
でも今は恵まれてるって思ってる！
だからすっかり忘れてた！
そうかぁぁぁ～～～～～

露天風呂の硫黄の匂いの中、ととのいながら号泣していた。

大学でうまくいかなかったとき、就職が全然決まらなかったとき、仕事でうまくいかなかったとき、正社員になれずに派遣社員で働いてきたとき、初めてのヨーガ指導者養成講座で嫌な目に会ったとき、孤独とも思えるやり方でヨーガ指導の道を歩んでいたとき、親とうまくいっていないとき、心を病んだとき、相当に自分を責めていた。

「わたしが生意気だからいけないんだ」
「わたしがダメだからだ」と。

ふと、母の言葉が思い出された。
『あなたは頭が良すぎるから（困る）』

でも
これらの事は自分のせいじゃなかったんだ

と、インド占星術を通して思えた。うまくいかない星の下に生まれちゃってるんだから、しょうがないや、という新しい自己肯定の気持ちが生まれていた。
そしてこんな残念な運命を持ってるけど、ヨーガの教えの元に生きていれば、これからも大丈夫なんだなっとなんだか自信が湧いていた。

ちなみに、「残念な星の下の生まれ」というのには「蛇のヨーガ」という名前がついているそうです。ヨーガの先生には案外いらっしゃるそうです（うんうん）

そしてこれからの事

鑑定では、今までのことと将来のことも教えてくださった。

2013年から2019年までは独立という年（2013年にヨーガ教室を始めた、驚きすぎる）

今から10年くらいは自分の内面を観るようになる、それは心に元気がなくなる時期だから。仕事も今までのようにはいかない可能性がある。
スピリチュアルな師匠についたほうが絶対に良い、精神的に成長し成功する。特に元気がない時期は救われることが多いはず。

10年後には本格的にヨーガが開花する。
活動範囲が広がり、海外と日本を行ったり来たりする可能性が高い。
外国語を話せる人だから、ヨーガの学びを英語で進めると良い（英語は大学でもやってきたけど正直自信なし。でもそう言われれば話せる気がする、笑）

母にトラウマがある。困ったことは父に相談が良い。
父親と同じ職業に就くという運命（父は自営業です、驚愕）

多くの人向けの教室というよりも、癒やし手、ヒーラーとして相手を救うという方向が向いている。

自分の話が長いという事をコンプレックスに抱え、実際に長いけれども、それが特技。知識が後から後から溢れ出てくるので当たり前のこと。ひとりひとりに長い時間をとって、やっていくほうが良い。短時間の仕事は断ってよい。

そうか～～～～
海外に行くのか～～～～！
現実的なところだと、自分があと何回かインドに行ってみて、生徒さん達をお連れしたいと思っているのは確か。そんなことをやってるうちに、行ったり来たりになるのか？？

話が長いからよく反省してたけど、もうやめることにしたよ！わたしは話長いからみんな聞いて！ 笑

わたしが今回インド占星術の鑑定にあたり、聞きたかったことは
【自分のカルマについて】だった。（あと家族のことも聞いた）

ここに書いたことすべてがカルマである。

今まであったいろんな事が、今につながっていて
更にはこの運命と役割を持って今世に生まれてきているんだ、と心の深いところで腑に落ちた。
自己探求の旅はとりあえずこれで満足。

わたしがインド占星術の鑑定をお願いしたのはこの方です

ヴェーダ占星術（ジョーティッシュ）の個人セッション | Coubic