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傘の差し方



日々への不満ただ募らせて

現実の時間から逃げている

どうでもいい言い訳誇らし気に

語れる場所を探してる



昨日の眠りに忘れてきた

パワフルな野望抱いた自分は

二度とは取り戻せぬ道へと

一人歩き始めてしまった



つぶしの効く世間知らず程みじめなものはなくて

能も無いのに爪隠す

それがスマートだと言えてしまう

令和2年に背を向けていこうよ




ひとつの愛が形となって

僕らは今ここにいる訳で

変えようのない真実を

誰もが一つは持っている そうなんだ



母親や

父親や

それに代わる駆け引きの無い心にも

必ずどこかで出会っている



それでもまだ進むべき道が閉ざされているのなら

美女と野獣

不釣り合いだなんて思わないで

誰よりも信じられる その人のそばにいればいい




明日降る雨に怯えて

太陽の赤を見上げる事もなく

足踏みばかりしてても

何も始まらないみたいだ



明日降る雨が

どんなに激しいものであっても

それをしのぐ傘を

その差し方を 

そう誰もが知っている





日々の隙間をそっと埋められるような、詩を伝えていきたいと思います。その中に、ひとつでも皆さんの心に残る言葉があればうれしいです。