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過去の自分にキュンとする

しばらく手帳とは距離を置いていた私ですが、ここ数日マイクロ5(通称M5)というサイズのシステム手帳が欲しくて欲しくて。
淡い色の手帳に心奪われているのだけど、汚れたら愛せないかも…なんて悩んで。あと、ちょっと予算オーバーだし。
しかたがないので、去年手帳を作ろうと思って買った赤い革で、自作しようと思う。
今は間に合わせとして、その頃に作った革のM5手帳を引っ張り出して使ってみた。ちょっと緑がかった濃いブルーの手帳。
新しく買わなくて良かったかも、と思った。そんなに使わなそうだから。(…と思いつつも、新しいリフィルをポチってしまった。)

過去のノート類を入れてある箱に過去のリフィルも取っておいたような気がして見てみたら、あった。ロルバーンの1番小さいサイズに、一緒にゴムどめした束。
そうだ、ロルバーンを挟んで使ってたんだった。

ロルバーン開いてみたら、革のこと、レザークラフトのこと、たくさん書いてた。この人凄い勉強してたんだなって、キュン。
自分で商売したくて頑張ってたんだ。

今の私は「作る」を趣味としてやりたいだけモード。向上心も大事だけど、身を滅ぼしかねないほどのプレッシャーを抱えながら作ったって楽しくないよ。もっと肩の力を抜いて。って、過去の自分に言う。
とはいえ、誰かに使ってほしいという気持ちでやっていたからこそ、そこまで学ぶことができたんだとも思う。バランスって、葛藤だ。

とりあえずロルバーンを入れたら形崩れした、M5サイズの物体が愛おしくなってきたのもまた事実。
赤の手帳はレシピをしっかり考えて、来年完成させようね。
楽しんでね、私。

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