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旧長崎税関三池税関支署

2019年に撮影した三池界隈の写真も、今回含めてあと2ヶ所となりました。
まったり記事を書いている間に追加調査出来るかなと思っていましたが、中々忙しくて1ヶ月以上撮影にすら行けておりません・・・
今年の仕事も収めましたし、年末年始の休暇中にどこかしら行ければいいのですが・・・まぁ、まったりいきましょう(結局まったりコース)

こちらは明治41(1908)年に三池港開港と同時に開庁した旧長崎税関三池税関支署。
昭和40(1965)年に三池港湾合同庁舎に移転するまでは税関として使用されました。
建設当時は本館と付属施設がありましたが、現存するのは本館のみとなります。

かつて三池税関支署周辺には三池港務所の倉庫や貯炭場があり、三池炭鉱専用鉄道が敷かれていた面影が残っています。

年末年始を除く土日祝日はガイドさんが常駐されており、内部を見学する事が出来ます。

事前に見た説明文には「装飾は少なく簡素にまとめられている」と書かれていましたが、メダリオンは中々凝っています。
一時期は廃墟の様に荒れ果てていたようですが平成23年から約半年間の修復工事が行われ、昭和14年に増築された部分は撤去され、建設当初の姿に復元されました。
※復元工事前の姿は大牟田市の公式HPの旧長崎税関三池税関支署庁舎修理工事見学会実施報告に写真が掲載されています。

中々ここまで訪れる人が少ないとガイドさんが嘆いていらっしゃったので、是非とも多くの方に足を運んで頂きたいと思います。


最後まで読んで頂き、有難うございます。


【撮影機材】
Canon EOS 6D
Canon EF17-40mm F4L USM

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