【読書】イブの迷宮

シグマフォースシリーズ⑩(11作目)

久しぶりの快作かも。すごく面白く、気になったのが、下巻に出てくる月にまつわる記述と数字に秘められた秘密についての部分。
以下月にまつわるところちょっとピックアップしましたけど...

・月の大きさが太陽の400分の1
・同時に月は地球から太陽までの距離の400ぶんの1の地点に位置している
・月は太陽の年周運動とは真逆の動きをする
・真夏の満月が地平線に沈む角度と地点は真冬のそれと全く同じ
・この対称性はぐうぜんの一致?
・月の円周と比べると地球の円周は366%の長さ
・地球は太陽の周りを一回公転する間に366回自転している
・クレタ島ミノア文明の天文学者でもあった司祭達が円の角度を366度に定めた理由はそこにある
・シュメール人も同じように考え1度を60の分に、1分を60の秒に分割した
・ただし我々は端数を切り捨て360度としている
・1万日の間に月が地球の周囲を何回公転するか>366回!
・メガリスヤード〜スコットランドやイングランドの巨石遺跡で使われている共通の測定単位、83センチ。
・スペインのバラ、古代インドのハラッパのガズなども近い長さ。
・クレタ島ミノア文明まだ遡れる。1000ミノアフィート は366メガリスヤード。
・ストーンヘンジの大砂岩の内側の面積は1000平方メガリスヤード
・メガリスヤードは地球の大きさから計算されたもの
 地球の円周を366度に分割し、1度を60分に、1分を60秒に分けた
 地球の円周の1秒分の長さは36.6CostaEve
・36.6 → 素数の37。

とこの先は数字の話が続くのですがまだ長いので気になる人は本を読んで欲しい。

とっても知的好奇心をくすぐられるんですね、このシリーズ。毎回魅力的なキャラクタが世界中の遺跡や秘密に挑みつつ、謎の敵と闘うというもの。インディジョーンズに近いかな?

また次を読みたくなりました。

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