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この人ならきっといい学びがある。その直感は正しかった。

アプリ道場サロンのメンバーのリアルボイスをnoteから届けるメンバーインタビューシリーズ第四弾は、ゆこびんさんです。アシスタントとして長くアプリ道場の活動をサポートし、現在もサロンに参加するゆこびんさん。アプリ道場に関わってきた理由について、聞きました。

[聞き手:宿木雪樹]

出会ったときの直感からアプリ道場のアシスタントに

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宿木:ゆこびんさんがアプリ道場を知ったきっかけは何でしたか?

ゆこびん:2013年、あきおさんが主催するブロガー向けのアプリ開発体験会に参加したことがきっかけです。アプリ開発は未経験だったので不安でしたが、体験会なら……とチャレンジしてみました。

当時、私はApple系のブログをやっていて、毎日のようにiPhoneやMacにまつわる日常を書いていました。そのブログのためにSNSもやっていたのですが、ある日、Twitterでアプリ開発体験会の告知がRTで流れてきたんです。あきおさんはブロガー界隈でも有名でしたから、なんとなく存在は知ってはいました。

ネットで活動する人は、その活動をネット内で閉じている人とリアルにも展開していく人がいると思いますが、私は前者でした。自分の日常をブログに書いてはいましたが、絶対にリアルな自分にはたどり着かないように情報をコントロールしてましたから。

そんな私がいざネットで経由でリアルで人と会う、しかも不特定多数と出会うイベントに行くとなったから、大変!こんな恐ろしいことはありません。が、そんな恐怖心はあっさりと好奇心や知識欲に塗り替えられることに。あきおさんは教えることに大変真摯で、参加者とのやり取りから純粋に自分の好きなことを突き詰めている人だということがわかりました。

この人からは学ぶものがある、得られるものがある。そして何より面白い(interestingだ)と!そう直感したんです。

宿木:以降、アプリ道場のアシスタントもされていましたね。

ゆこびん:体験会に参加した翌年、それまでアプリ道場のアシスタントをしていた方が忙しくなるということで、追加でアシスタント募集があったんです。これはチャンス!と思い、一も二もなく手を挙げました。

アシスタントになれば、否が応でも勉強せざるを得なくなりますからね。一人での学習はやっぱり自分に甘くなっちゃいますから……。アシスタント業を始めてからは、受講生の方の質問に答えられるように必死に勉強しました。

さらに機会に恵まれ、4年前にはiOSエンジニアとしてあきおさんと同じ会社のチームで働くことにもなりました。

宿木:アプリ道場や仕事を通じて、あきおさんに対してどんな印象を持ちましたか?

ゆこびん:あきおさんは、教え手として大切なことが分かっている先生だと思います。仕事人としては……そうですね。エンジニアとしての知識やスキルはもちろんですが、仕事への姿勢や考え方がすごいです。

多面的に物事を見たり、上位の視点もいくつも持っていたり。その上で意見を言うので、説得力もありますし現実最適解も提案できます。なかなか真似できることではないですが、学べるポイントがたくさんあります。一緒にお仕事するまでは知らない能力でしたが、正直尊敬しますね。

アプリ開発体験会からお仕事の現場まで、図々しいなと思いつつも手を挙げ、チャレンジしてきてよかったです。おかげで過去の自分には想像できなかった経験をしていますし、私の世界は広がりました。これから先ももっと広がるんじゃないかなと思います。

出会ったときの直感は間違っていませんでした。

意欲の高いメンバーが集うアプリ道場サロン

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宿木:アプリ道場サロンについては、どのように感じていますか?

ゆこびん:アプリ道場サロンはアプリ開発を学ぶ人にとって、とてもいい場所です。モチベーションの高い人が集まり、やる気が伝播するコミュニティになっています。

これまでのアプリ道場は、対面で深いコミュニケーションが取れる一方、期間が限定されるため継続的な学習サポートの難しさがありました。

オンラインであれば、常にアプリ開発を学ぶ場や人にアクセスすることができ、参加すれば学習の定着が図れると思います。

宿木:アプリ道場時代と比べて、変化はありますか?

ゆこびん:アプリ道場サロンに参加しているメンバーは、以前にも増してアプリ開発に対しての意欲が高いですね。開発できるチャンスに対して積極的な印象があります。

時代のニーズに応じ、エンジニア職に興味を持つ人が増えたことも影響していそうです。継続的に学ぶことを意識して参加する人が多いのかもしれません。

実はアプリ道場時代にも、オンラインで学習をサポートするためのFacebookグループがありましたが、ニーズが違うのか質問してくれるメンバーは多くありませんでした。サロン化してからは上手にコミュニティを利用するメンバーの姿が多く見受けられ、それが相乗効果を生んでさらに活性化されている印象です。

何者でもない自分と向き合い、正直に生きるようになった

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宿木:ゆこびんさん自身にとってのアプリ開発はどんな存在なのでしょうか?

ゆこびん:私の場合、結果的にはiOSエンジニアになっていますが、エンジニアへの転職を目的にアプリ開発を始めたわけではありませんでした。

私、モノを作ることが大好きなんですよね。具体的に作りたいアプリがあるから、ではなく、作っている過程そのものが楽しいんです。もちろん、手段が目的化するのは本末転倒なので、作ったモノに対しては責任を持っています。

絵を描くのも、デザインをするのも、趣味のオーケストラをやっているのも……すべて「つくること」「何かを形にすること」です。アプリ開発もそんなモノ作りの手段のひとつなんです。

宿木:純粋に楽しむ気持ちから、仕事や学びが生まれているんですね。

ゆこびん:自分のやりたくないことはやらないんです(笑)。

「団体に所属して、誰かと一緒に何かをする」ことも、正直言って苦手で、今まではずっとフリーランスとしてやってきました。……なんですが、最近(契約の都合上)初めて社員契約というものをしていまして! 

ひとりで仕事をしていた時とはまた違うタイプの仕事(組織づくり等)をしたり、有給というものをもらったりしてます。今までの自分にはないことを経験できるのは面白いですね。私にとってお仕事とは「社会勉強」です。しかもお金ももらえちゃうっていう(笑)

宿木:その考え方、すごくいいですね……!

ゆこびん:とはいえ、「やりたくないことをやらない」を地でやってきたので、「あぁ、このまま行くとあと半年で貯金が尽きるな、死ぬな」ということもありましたよ(笑)。今の私があるのは、家族や周囲のサポートがあったからですね。

ちなみに、私は「誰しもが立派な人間である必要はない」と常々思っています。人より優れたところがなくてもいい、甘えるものに甘えて、自分のダメなところを認めちゃう。

宿木:そう思えたきっかけはありますか?

ゆこびん:私、作家(画家)になりたくて美大に行っていたんですが、作品を作るということに真面目に取り組むと自分と向き合うハメになるわけです。お前は何者だ?と。深く内省して、何者でもない自分と向き合ってたどりついた結果というか。物事もその価値も基本的には相対的にしか存在し得ないですから。

私があきおさんを側で見てきて思うのは、あきおさんもまた、何者でもない自分を知っている人なのではないかということです。自身のスキルにおごらず、学び続けながら0から1を生み出す姿には日々励まされます。自分もやればできるかもしれない、と。

宿木:ゆこびんさん、ありがとうございました!あきおさんの人柄に惹かれて歩んできたゆこびんさんの想いを聞くことができ、うれしかったです。アプリ道場サロンの奥行きが広がる話でした。

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―今回の登場人物―
ゆこびん│Twitter
聞き手・note執筆担当:宿木雪樹│Twitter
アプリ道場サロン運営:あきお|Twitter


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