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忙しくてもあきらめられないことがあるから、アプリ道場サロンで学び続けています。

アプリ道場サロンのメンバーのリアルボイスをnoteから届けるメンバーインタビューシリーズ第五弾は、Koi-fumiさんです。アプリ道場時代から参加し、現在も自分のペースでアプリ開発の勉強を続けるKoi-fumiさん。さまざまな領域のアプリ開発にチャレンジする理由や、サロンの活用方法を聞きました。

[聞き手:宿木雪樹]

悔しさをばねに続けてきたアプリ開発の勉強

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宿木:Koi-fumiさんがアプリ道場に参加したきっかけを教えてください。

Koi-fumi:自分の作りたいアプリを作るスキルを得ることが目的でした。私がアプリ道場に参加したのは2014年のことですが、その2年前、すでに個人アプリの開発をお手伝いした経験はありました。

当時、妹が友人から相談をうけ、妊娠中の排便記録アプリの企画・開発を進めていました。当時は便の状態を記録できるアプリがなく、類似のアプリも使い勝手が悪かったそうです。

私はこのアプリのグラフィックを担当し、二人で協力してプロトタイプを近隣の友人に限定配布するところまでたどり着きました。

宿木:そこからさらにアプリを作りたいと考えたわけですね。

Koi-fumi:そうですね。ただ、私の場合は少し状況が複雑で……。アプリ道場に参加した頃と同じ時期に、当時勤めていた会社でアプリ開発のディレクターに抜擢されたんです。

私はイラストレーターとしてその会社に入社したので、知識がないまま業務を進めなければならず……。仕事でもディレクションを通じてアプリ開発に携わることになったという経緯があります。

順番が前後しますが、そういう状況下でスキルを身につける必要性を感じていたのも、アプリ道場参加の一つのきっかけです。

宿木:未経験からのディレクションは相当な苦労だったのではないでしょうか。

Koi-fumi:当時は目が回るほど忙しい日々でした。たくさん失敗しましたし、いいプロダクトは何か、いいチームとは何かという問いに頭を抱えていたのを覚えています。それでも毎日イラストを描く時間は欠かさないようにしていて……今考えてみると、超人的な時間の使い方でしたね。

その後も仕事でアプリ開発に携わる機会は多かったものの、プロジェクトが転んでしまったりなんだりと苦い経験が続いていました。

一時は離れつつも、今までずっとアプリ道場にコミットし続けたのは、「あのとき、私はどうすればよかったのか」という反省の答えを見つけたかったからかもしれません。あの頃の経験が、とても悔しかったんだと思います。

2000円じゃ安すぎる!? アプリ道場サロンの活用術

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宿木:現在、アプリ道場サロンに参加してみていかがですか?

Koi-fumi:月額2000円じゃ安いくらい、価値のある場だと思います。だって、もしもアプリ開発に関わる勉強会や交流会に参加したら、少なくとも一度で2000円はかかりますよね。

一方で、アプリ道場サロンは2000円で24時間、毎日アクセスできて、勉強会や飲み会は月に複数回開催されています。これだけでも十分に安い。

宿木:普段はどのようにアプリ道場サロンを利用していますか?

Koi-fumi:「#インプット・アウトプット」チャンネルで日々の記録を残したり、「#デザイン」チャンネルで有益だと思う情報をシェアしたり……。特に、iPadで通勤中に描いているクロッキーのシェアは日課になっていますね。

「#開発」チャンネルなどの技術に関するチャンネルはROM専(※見るだけ)で参加し、気になった投稿をEvernoteにスクラップするのが好きです。

今は忙しくて個人の勉強時間がほとんど取れていないのですが、日々アップデートされる情報を見る場があって助かっています。

あと、最近はあきおさんが公開しているYouTubeチャンネルもチェックしていて。「もっと早く見ときゃよかった!」って後悔しています(笑)。

宿木:特に好きなチャンネルはありますか?

Koi-fumi:「#チーム開発」チャンネルは画期的で、素晴らしい取り組みですね。開発メンバーとして参加していませんが、いつもチェックしています。

アプリ開発経験のあるメンバーはその経験を共有することができ、未経験のメンバーは意欲やアイデアを共有することができる。

経験値に差のある双方が、お互いないものを提供しあって、最高のチーム体験ができているように感じます。会社で経験するチームよりもいい雰囲気の中で開発を楽しめるかもしれません。

アプリを通じて社会の役に立ちたい

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(Koi-fumiさんの活動の一つでもある、日本うんこ学会がゲーミフィケーションを取り入れて作る「うんコレ」プロジェクト)

宿木:これからアプリ開発で取り組みたいことはありますか?

Koi-fumi:自分で使いたいアプリがあるため、現在はそれを形にするための準備を進めています。また、今後やりたいこととして、ゲーム開発にも興味があります。ゲーミフィケーションを取り入れた分野には関心が強いです。

他にも、やりたいことはたくさんあります。例えば、アートとメンタルケアの領域を横断したプロダクトについてアイデアを練っています。昨今話題のマインドフルネス領域に、アートを取り入れるイメージです。

今までアートは販路が限られており、アーティストの収入源は画廊に依存するものがほとんどでした。それを別の領域とつなげることで、新たな商品価値を生み出すようなものが作ってみたいですね。

宿木:ジャンルよりも、課題解決につながるプロダクト開発に興味がある……?

Koi-fumi:そうかもしれません。感覚的に「やりたい」と思うものにトライしてきたので明確な目標ではありませんが、社会的に役に立つプロダクトを作っていきたい気持ちはあります。誰かの「やりたい」気持ちを、アプリというツールを使ってハックしたい……のかな。

宿木:Koi-fumiさん、ありがとうございました!広い領域で夢を描くkoi-fumiさんの今後が楽しみになるお話でした。

―アプリ道場サロンが気になった方はこちらもチェック!―
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―今回の登場人物―
Koi-fumi│Twitter
聞き手・note執筆担当:宿木雪樹│Twitter
アプリ道場サロン運営:あきお|Twitter


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