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老愛犬の鍼灸治療
我が家の犬が、もうすぐ15歳になるという夏の終わり、動物病院で簡単な健康診断を受けました。
腎臓の数値が正常値を少し超えていたりするものの、幸い大きな病気はないようで、若い時とは異なる様子は、「順調な老化」(笑)とのことでした。
とはいえ、お散歩が大好きな犬なのに、足腰はかなり弱くなり、背中も丸くなってしまって・・・
ということで、鍼灸治療を受けてみることに。
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鍼灸・漢方科があることは、実は最近まで知りませんでした~
初回は、体重測定や視診・触診などのほか、鍼灸の説明や、30分のカウンセリングを受けます。
その結果、愛犬は「気虚」と診断。
鍼治療に入ります。
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普段使用しているバスタオルを敷いての治療
落ち着かせるために、家で使用している敷物と好きなおやつを持ってくるように、とのことでしたが、ウチの場合は、敷物はあってもなくてもあまり変わらないかな?(おやつはいつでも必須~)
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電気を10分程通しながら場所を変えて刺入していきます
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「足三里」「合谷」「曲池」が「長生きツボ3点セット」とのこと
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ほかの犬のお灸治療を見守っています
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もぐさとビワの葉エキスを滲みこませた布をあてます
我が家の犬は、最初の4回は週1回、それから、3週間あけて様子を見て、最終的には、4週に1回となりました。
はっきり効果が現れたのは、「尿モレ」と「毛量」。
尿モレが殆どなくなり、毛量が増えました。
昨年よりも、かなり寒さに強くなったように思います。
そのほか、前よりは尾の動きが良くなり、夜はよく眠るようになりました。
家では毎晩、ほんの10分程度ですが(それくらいではないと、続かないので~)、軽くマッサージとツボ押し、腰とお腹を中心に温めたり・・・
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レンチンで温めるあずき入りアイピローを使用
先生のすすめで、表形式の日記を付けるようになりました。
「食欲」「排泄」「モレ」「元気」「歩き方」「尾の動き」「姿勢」「睡眠」などについて、〇△×や、回数、気が付いたことを簡単に(簡単ではないと、続かないので~)書き込んでいます。
そうすると、鍼灸の効果や、不調の原因などが、見えてくることも。
愛犬は今、15歳4ヶ月。
歩く姿など、本当におじいちゃんになりました。
「鍼灸は、アンチエイジングのためのものではありません。
なるべく穏やかに歳をとるためのものです。」
との先生の言葉どおり、なるべく、穏やかに、気持ちよく過ごしてくれるといいなぁと思います。
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