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いないいないばぁ

にほんの音楽の源流のひとつとして雅楽があります。何故だか、雅楽は神社で行われる様式と思い込んでいましたが、お寺の法要や供養でも、唄や舞といった雅楽が演奏されることもあるのだそうです。

きっと昔は、もっと自分の中に唄や舞が入り込んでいたのでしょう。地元でお祭りやお祝い事があれば、唄をうたい、踊ったり、というのは、ある種の信仰心のようなものが誘発されるかもしれません。獅子舞がうちを訪ねて厄払いしてくれるなんて、今思うととてもインタラクティブな行事です。でもこうしたことは、身体感覚として幼い頃から身につけておかないと、なかなか心から楽しむことはできないでしょう。

「いないいないばぁ」をすると赤ちゃんが笑う。これは、赤ちゃんの記憶メモリが動作して「くるぞくるぞ、やっぱりきたー」と喜ぶのだそうです。

自分たちで足を踏み鳴らして、カラダを動かして、声をあげて唄う。いまは、なかなかお祭りは開催できないですが、その日がきたら「やっぱりきたー」と、思う存分に乱舞できるように、いまはコツコツと三味線の練習です。


◼️茶琴神明(佐倉・古民家カフェ)
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