見出し画像

里帰り出産で感じた両親への思い

出産のための里帰りが今日で終わる。
明日から、旦那がいる新居に戻って育児が始まる。

里帰り出産は、してよかったと思う。
ただ、次はしないでおこうと思う。
産後のホルモンバランスの影響で、両親の何でもない一言がイライラしたことはあったが、冷静に考えても、もう次はいいやという気持ちだ。

一回家を出たいと思って出ただけあり、やはり実家はなんとなくずっといる場所ではないと感じた。
就職をして家を出た時は、ただただ「自立」したいと思っていた。
今回、約10年ぶりに長く両親といたことで、自分がなぜこの家を出たかったのか、深掘りするいい機会になった。
まだうまく言語化できていないけど、できる限り書いてみよう。

最初に感じていたのは、旦那に出会って結婚したことで、一番の理解者は親ではなく旦那になったんだなということ。
両親とは何でも話せる関係性ではあるが、理解してもらえているという感覚は旦那に比べると薄かった。

あとは、母親が何をするにもペースが早いので、合わせるのに疲れるということ。
更に圧が強いので、こちらの意見を言う暇もなくことが進んでいく。笑
言われたことをやった後にしばらくしてから、「いや、私はこうしたかったんやけどな。」というのが出てくる。
自分のペースを乱されることってストレスを感じるものだと気づいた。

両親も歳を取っていて、いつかは別れが訪れる。
里帰り中はそのことが頭をよぎって、「この瞬間を大切にしないと」と何度も思った。
でも、長く一緒に居るもんじゃないなと。
矛盾してるけど、いつか終わりが来るから、時間は尊いと感じる。
帰省は限られた時間しかないから楽しめる。
夏休みは終わりがあるから楽しめるのと同じ。
終わりのない夏休みは価値がないし、一瞬一瞬を楽しもうという気持ちが薄れる。

そう思うと、これから帰省の時は両親との一瞬をぎゅっと濃い時間にできるように過ごそう。
一緒に居られる時間が少ない分、濃度の濃い時間を過ごせるように。

色々書いたけど、産前も産後もサポートに関しては感謝しかない。
産前は身体が重くて動くのも億劫な中、ほとんどの家事をしなくて済んだし、産後はちょっとの合間でも寝られるよう、子どもを見てくれた。

お父さん、お母さん、ありがとう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?