どうして平和に生きられないのか
映画「きっと、いい日が待っている」を見て思ったこと。
ストーリー
1967年にデンマークの施設で実際に起きた事件を基に、ある兄弟が希望を失わずに生きる姿を描いたヒューマンドラマ。母の入院に伴い施設に入所した兄弟が、度重なる体罰や理不尽な職員に耐え、未来を切り開こうとする。
身寄りのない男の子たちが施設に入り、そこで体罰を受け奴隷のように働かされていました。実話に基づいた作品には、この映画のように実際にこんなことが起こっていたのかと驚かされるものがいくつもあります。
自分が理不尽と思うこと=今の自分には受け入れれないこと
だと思うので、理不尽を認めることで器の大きさが広がると思っていました。
しかし、人間として扱われないような生き方は流石に受け入れるわけにはいかないと思います。
弱いものいじめはどうして生まれるのか。
この日本でも残念なことに、学校内でのいじめや障害者施設での虐待事件などが起こっています。世界に目を向けると、今尚奴隷のような生き方をしている人がいるでしょう。戦争が起こるのも同じことかもしれません。
多様性を受け入れ、他人への思いやりが連鎖すれば世の中はもっと平和になるのではないかと思います。
自分や自分が大切な人だけでは無く、どこの誰か分からない他人の為にできることをする。その意識と行動がもっと必要なのかもしれません。
たった1人の努力ではどうにもならないかもしれませんが、世の中では1人の人によってたくさんの変化が始まっているのも事実です。
この映画でもエルマーの勇気ある行動のおかげて、たくさんの子どもが救われています。エルマーは兄の為に、そして兄もまたエルマーの為に頑張っていました。
日々小さな優しさを。
他人のための優しさの輪を広げましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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