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才能よりもやり遂げる力を

こんにちは、あきのくれです。
いつも記事を読んでいただきありがとうございます
今日は才能についてお話をしていきます。

実は、先日
【11歳で物理学の学士号を取った】という天才少年がいるという話を聞きました。
これがどれだけすごいのかよく分かりませんが、学歴を見るととんでもない天才児だってことがわかります。

ローラン・シモンズ君です。
学歴を紹介すると、2歳で小学校に入学し、6歳でグラマースクールに入学。
グラマースクールというのは、日本で言う中学みたいなものでしょうか。
7歳半でアイントホーフェン工科大学に入学ということです。

日本の一般的な子が小学に入ったような頃に、このシモンズ君は大学に入っているのですから、そのぶっ飛び具合が分かるのではないでしょうか

物理学を勉強するきっかけとなったのは祖父母の心臓病がきっかけだったと言われていて、自身の研究のテーマは不死の研究だそうです。
きっかけはとっても可愛らしい、子供らしいな・・・という印象ですが、
9歳で【不死】について考えているのは驚きですね。

誰が見てもこのシモンズ君は【天才】である。と認めることでしょう。

天才とはなにか

それに対してわたしは、大学にも行っていない凡人中の凡人というわけでございます。
このシモンズ君とわたしとでは比べようがないほどの【才能】の差があります。

これは、しょうがないことです。

持って生まれてきた才能の差・力というのはやはりあるものです。

ピアノの練習を全くしてこなかった子どもが大人になってピアノを始めたところで、小さい頃カラピアノを弾く才能のある子にはどうしても負けるものです。

1やれば1しか出来ない人と、1やれば100くらいできる人とでは、その吸収能力は全然違います。

スピードも違います

この、1やれば100できるような人を本当の【天才】というのかもしれません。


しかし、どんなに秀でた才能を持っていたとしても、何もしなければ【上達】はありえません。

才能だけでは成功はありえない

シモンズ君について言えることは、たしかに【特別な才能】があったことは間違いがありません。
しかし、シモンズ君がわずか11歳で学士号を取得したという偉業を達成したのには
本人の努力と
周りの理解と
周りの人たちが環境作りをした

から他なりません。
例えば、2歳で小学校に入るというのは
恐らく今の日本では不可能でしょう。

何故なら、小学校に入る条件に【満6歳に達した翌日以降】という条件があるからです。

つまり、日本では6歳にならなければ小学校に入ることが出来ず勉強をしたくても出来ない状況にあるわけですね。
わたし達国民にとってもそれが”当たり前”のように心に定着していて、「2歳児を小学校に入れよう。」とか考えたことがある人は少ないのではないでしょうか。
わたし自身に2歳の息子がいますが、息子を”小学校に入れる”という考えを持ったことがありません。

なので、わたしにしてみればシモンズ君の両親の行動もぶっ飛んで聞こえるわけです。

しかし、シモンズ君の両親や祖父母がその才能を見つけ、小学校に入るように準備を進めたこと、小学校がそれを認めたこと
周りの協力と理解がありました。


そして、シモンズ君自身が「【物理学】を勉強したい」という道に向かって走り出したその気持ちがあったからこそだと思うんですね。

これがもし、周りを小馬鹿にするような態度を取ったり、何もしない人であったなら、例え才能はあったとしても、家族を始めとした周りの人たちは何も協力をしなかっただろうし、本人がやる気がないから、大した成績を残すこともできないでしょう。

だから
【才能】があるだけでは、【成功】はありえないわけです

本当に大切なのはやり抜く心の力

才能だけでは成功はありえない。成功するために何が必要なのか。
それは、【やり抜く心の力】です
やり抜く力とはどういうものか。
それ程難しくありません。

学生の頃、あるいは中学や高校では【マラソン】の行事があったのを覚えていないでしょうか?
冬の行事で、今もあるのかは知りませんが、マラソンといえば、とても辛い行事です。
マラソンを、遅くてもいいから最後まで走り切ることができる人は間違いなく目標達成できます。
しかし、途中でやめてしまう人は永遠に目標達成することができません。
その両者を分ける違いは、【必ず成し遂げよう】という強い意志です。

それと同じなんですね。
勉強をするというのは、勉強ができない人にとってはとても苦痛なことです。
だって、知識が【覚えられない】から。

大切なのは、その後です。

覚えられない
僕にはできない
辛い

だから、やらない。
このようにやめてしまうと、いつまでもゴールにはたどり着けません。

分からない
覚えられない

だけど、1つだけでも覚えてみよう。
その意志で【亀さん】のようにノロノロ歩きでも、少しずつ勉強をすることが出来た人は、いつの間にか分からなかった知識、覚えられなかった知識も覚えていて、それをずっと続けてきた人は化け物のようになっているわけです。

どうして、諦めてしまうのか?
それは、学生や、仕事を始めたばかりの20代というのは、どうしても周りの人たちと”比べてしまう”ところがあるからです。

学校の成績や、仕事の成績、年収など。
競争社会に慣れてしまって、誰かと比べることが当たり前になる。

もし、誰かに負けていたり、誰にも勝てなかったら
【やっても無駄】って思ってしまったら、そこで成長が止まってしまうわけですね

この、実力の差、つまり才能の差というのは、実はそれは大きな問題とはなりません。
勉強もできない、物覚えも悪い人間であっても、1つや2つの知識を覚える事ができます。

それを積み重ねて何度も勉強を繰り返していけば
いつか成果は出るんです。
ゴールができるわけです

ウサギとカメの話を見ればわかりますよね。
ウサギさんは速かったけど、亀さんは1歩1歩ゴールに向かって走り続けていました。
結果として、油断してしまったウサギさんが負けてしまいましたが、勝ち負けではなく、亀さんもゆっくりでも進めば、いつかはゴールにたどり着くことができるというわけです。

環境を変える

自分の本当の才能というのは、自分自身が目標を見定めて、やる気を出して勉強なり練習をするなり積み重ねるところに意味があります。

しかし、それと同じくらい大切なのが【環境を変える】ということです。
つまり、周りの人達のサポートや、成長するための環境づくりが必要です。

人というのはよくも悪くも環境に影響されます。

嫌な人と仕事を続けていれば、いつの間にか”嫌な人”と同じようなことをしていた

ということがあります。

逆に、成長に適した環境があれば、自分も成長するために安心して勉強や練習に励むことができます。

シモンズ君がそうだったように、周りの人たちが成長する”環境”を作ってくれなければ、伸びる事はありえませんでした。

もし、何か変えたいこと、やりたいことがあるのなら、環境を変えることも必要です。

自分のやる気は必要ですが、それを支援してくれる人たちや環境がなければ、目標の達成は難しくなります。

環境を変えることも大切ということです

まとめ

それではまとめていきます

今日は才能についてお話をします。

誰かと比べた場合、どうしようもないような才能の差というのはあるものです。
いわゆる【天才】と呼ばれる人も存在します。
それに対して【凡人】も当然います。

しかし、【成功】を考えた場合、必ずしも【才能】だけで全てが上手くいくわけではありません。

才能に溺れて、何もしなければ【成功】はありえません。

【成功】に関係するのは才能ではなく、【やり遂げること】それから【環境】です

やり遂げる意志をもって自分がやる気になり、行動を起こさなければ、結果が出せないだけでなく、【周りの人】を動かすこともできません。
2つ目に大切な【環境】を変えることも出来ません。

まずは、自分が【やり遂げる】という意志を持つことが大切です。

そして、それと同じくらいに大切なのが【環境】です。

1人では目標を達成することは出来ません。
もし、副業だとかでお金を稼ぎたいことを考えているのに
毎日12時間以上も働いているような場合、自分の時間を十分に持てない場合、副業に当てる時間もなくなります。
なので、もし今の環境が合わないのならば、環境を変える事も考えていきましょう

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