【愛する】心の自立を目指す
こんにちは、あきのくれです
いつも記事を読んでいただきありがとうございます
今日は、”心の自立”についてお話をしていこうかと思います
自立という言葉はよく聞く言葉でありますが、”大人”の定義が難しいのと同じで自立もまた難しい言葉の一つです。
その意味を少しだけ確認しておきますと
「自分以外のものの助けのなしで、あるいは支配を受けずに自分の力で物事をやっていくこと」とされています。自立の対義語は【依存】です
本日の内容
○心の自立をすることの利点
○自立と依存
○心の自立とは
○愛するということ
○簡単には愛することはできない
○心の自立は毎日の積み重ね
○心の自立をすることの利点
一番最初に心の自立をすることの利点をお話します
心の自立というのは、愛するということです
これができれば、人間関係の問題はほぼ解決出来ます
ケンカしたり、言い合ったりしてストレスを感じることは少なくなるでしょう
嫌な人であっても、いいところを見つけて参考にすることができるでしょう
なにより、今生きている自分が楽しくなります
心の自立ができる人は、人を愛することができるということで
結果として、自分も愛されることが増えていき、仲間が増えていくことでしょう。そうすれば、人生の難易度は格段に下がっていくはずです
○自立と依存
例えば、学生の皆さんには怒られるかもしれませんが
食費や住宅費、教育費といった
自分の生活にかかる費用全てを、両親の稼ぎに委ねている状態ですと
これは【自立している】わけではなく【依存している】と言います
これは致し方ありません
物質
つまり、お金や食べ物、家といった生活に最低限必要なものというものは
会社に就職するなり、アルバイトをするなりして収益を得ないうちは
どうしても親や周りに依存せざるを得ません
そして、それは世の中の情勢に影響を受けるため
結局は自立をしているようで、世の中の状況に依存せざるを得ないという
結構難しいものです
本当に一人で全てをこなすということはできません
自分一人で生きていくというのは不可能です。
人間である以上、生きていく上で誰かの力を借りなければいけません
誰かの協力があってこその生活です
さて
では心のほうはいかがでしょうか
○心の自立とは
心の依存あるいは心の自立
というお話をするとき
この内容はかなり難易度が上がります
そもそも、【心】の定義はとても難しいですよね
で、どう難しいのかというと
例えば、恋人がいるとして、その人と仲良くやっていきたいとします
ですが、心においてはその恋人に知らないうちに依存しています
よほど性格が合わない、無理という状況でもない限り、基本的にはその恋人とは別れたくないはずです
別れたくないから、どうするのか?
その人には嫌われたくないような行動を取ります
本音が言えない
文句を言えない
つい、格好をつけて今の自分とは不釣り合いな高級なお店に連れて行ってしまう
思ってもいないことをつい言ってしまう
子供であれば、親に認められたくて、構ってほしくて
泣き叫んだり、怒り出したりします
これは、駄々をこねて泣き叫ぶ子供をそのまま置いて帰ろうとすると
分かりやすいです
帰ろうとする
言うことを聞こうとする
こういう状態になります
いなくなってもらっては困る人がいる場合
人はどうしても【依存する】という行動を取ってしまいます
これが、心の依存状態です
では、その対義語である、心の自立というのはどういうことでしょうか
それは、心から、その人の存在を認めることです
○愛するということ
愛するということは、心の自立と同じ意味です
誰かにいなくなってもらっては困るから、いい子・いい人を演じる
というのは、自分を認めてもらいたいということです
自分を認めてもらいたいということは、
「愛されたい」という気持ちの現われです
心の依存状態です。
逆に考えてみましょう
【愛する】ということは、その人の全てを認めるということです
その人を認めることができるということは、【心の自立】ができているということです
出来たばかりの恋人
いいところだけではなく、悪いところもあります
自分とは価値観が合わないところもあるでしょう
自分はきれい好きなのに、恋人はめちゃくちゃズボラで
部屋が散らかり放題のゴミ箱状態
こんな状態でしたら、価値観が合わない…って絶望するかもしれません
逆に、自由気ままに生きていきたい人が細かくあれをしろこれをしろと言われて自由にさせてくれない人だったら、価値観が合わない…と思うかもしれません
これは極端な例ですが、人には今まで生きてきた癖というものがあり、その違いが必ずあります
それを全て見た上で、その人を認めることができるか
ここが【愛する】ということです
○簡単には【愛する】ということはできない
分かりやすく恋人の例でお話をしておりますが
これが幼馴染であって全ての癖を知っているようなら、愛するということは簡単かもしれませんが、実際には難しいものです
結婚してみて初めて知らなかった部分を知り、すれ違いが起きることがあります
そのすれ違った部分を、どう認めることができるかです
私は結婚して5年目に入りました(4回目の結婚記念日を済ませたところ)が
未だに順風満帆とはいきません
子供ができたり、仕事に復帰したり
世の中の不安定な情勢に左右されたりすることで、私や妻の気持ちというのは大きく変わっております
結婚した4年前とは、その気持ちは大きく変わっているはずです
少なくとも、ブログをやろう
だなんて夢にも思っておりませんでした
この4年間、多くのすれ違った部分、違和感を認め合ってきたつもりですが
それでも、まだまだ、そんなことする?って違和感を感じる部分はあります
逆に私自身もそう思われているところがあります
○心の自立というのは毎日の積み重ね
このように、愛するというのは途方もない時間がかかります。心の自立が愛すると同じ意味とお話しておりますが、これは今日できたから明日もできるとは限りません。
心の自立は、毎日の承認の積み重ねです。何かすれ違いがあるたびに愛するという癖をつけるということです
毎日自分の体調が同じでないのと同じで
関わっている人
恋人・配偶者だけじゃなく、仕事に関わる人もです
みんなその日により状況が違います
大きい変化小さい変化はあります
この小さい違和感・大きな違和感を毎日承認すること・毎日の積み重ねです
難しいな…そう思うかもしれません
しかし、そんなことはありません
関わる人全てを【愛すること】
これを意識したその瞬間から、あなたの人生は変わっていきます
口うるさい上司も、なんで口うるさいのか考えられるようになります
あるいは、いいところが見つかるかもしれません
口うるさいけど、ここはできるから一緒に仕事したい
ここはできるけど、自分の価値観とは合わない
だから、一緒には仕事ができない
ただ感情的に物事を判断するのではなく、相手をリスペクトすることができれば、自分の人生を好きに設定するということができます
心の自立ができれば自分の人生を好きなように設定することが出来ます
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