「今後生き残るダンススクール」とは?
今日はタイトルのとおり、コロナで社会が大きく影響を受けている今、生き残っていくダンススクールがあるとすれば、それはどんなダンススクールなのかについて書いていきたいと思います。
県またぎの移動も緩和されるようになってから6日ほど経ちましたね。
これから第2波、第3波というのがいづれくるのかもしれませんが、緊急事態宣言でお家から全然出られ無いという苦しい時期を乗り越えて、今は開放感のムードが徐々に流れてきているように思います。(私が住んでいるのは東京です)
私の運営しているキッズダンススクールでも、6月15日から対面レッスンを開始しました。
生徒・先生たち共に、仲間に直接会ってスタジオで踊れる喜びに溢れています。
うちのスクールは緊急事態宣言の前後4月〜6月中旬まではオンラインレッスンで過ごしました。オンラインレッスンは私たちの中では成功で、とても!やってよかったと感じています。それについてはまた後日詳しく書きたいと思います。
さて、本題の今後生き残るダンススクールについてですが。
そもそもダンススクールって今後どうなっていくんでしょうか。
スクール運営者や講師側の立場から見て、ダンススクール今後どうなっちゃうの?と、不安に思う要素としてこんなことが挙げられると思います。
1)世の中の経済打撃はこれから来ると言われている中で、生きることに最低限必要なものに直結しない『ダンスレッスン』にお金をかける人は減るのでは?
2)まだ完全に安全だとは思いにくいウィズコロナの中で、ダンススタジオという密になりやすい空間に、わざわざ通う人は少なくなるのでは?
3)自粛期間で学校の授業やテスト、行事に遅れが出ている為それを取り戻す動きを学校が取るので、生徒が忙しくなりダンスどころでは無くなるのでは?(これは学生を相手にしている場合ですね)
こんな感じでしょうか。
今後どの業界も沢山の淘汰が起こることは容易に想像がつきます。ダンススクールも例外ではないです。
え?もしかして
業界なくなってしまうのでは?
インストラクターやダンススクールの運営では食べていけなくなる?そんな風に思う人も出てくるのではないでしょうか。
ダンススクール業界は残ると思います。
ただし他の業界と同じく沢山の淘汰の中からある一部のダンススクールが残ると思います。
ここからは私が考える今後生き残っていくダンススクールについてお話したいと思います。
私が考える今後生き残っていくダンススクールの条件...
それはひとことで言うと、
「コミュニティであること」
です。
ひとつひとつのクラスがコミュニティで、更にはスクール全体が「コミュニティ」であること。
それができているスクールは今後残っていける要素が有ると思っています。
私がイメージしている「コミュニティ」とは...
会いたい仲間がそこにいて、自分の居場所を感じられる空間です。
家に帰るような気持ちで"戻る場所"である。
そこに居ると"自分らしくいられる"
などですね。
「ダンス技術だけを売るのでは難しい」
自粛などでオンラインのニーズが増え、沢山の人がyoutubeなどを使い始めた今、技術だけを売るダンススクールではなかなか難しいと思います。今はいくらでも無料で「HOW TO」の部分は探すことができるわけです。
(まあ、そもそもコロナ関係なくこのタイプのスクールやインストラクターは厳しいとは思います。)
そうなると、まず必要なのは「●●先生に習いたい」と思わせるインストラクターの魅力ではないでしょうか。
誰から習うかが重要だと生徒に思って貰えることは大切。
...でも、今はカリスマの時代ではありません。
先生✖️生徒の繋がりだけではなく
生徒✖️生徒の繋がりや、
キッズダンススクールで言えば生徒✖️生徒✖️家族✖️家族
のような繋がりがお互いに感じられる事。
つまり誰から習うかが重要と言いましたが、
それはダンス技術やカリスマ性があるということだけではなく、良いコミュニティをつくる事ができる先生
が、
"この先生に習いたい"
"このスクールに通いたい"
"このスクールでなくてはいけない理由"
をつくっていくということです。
人の幸福とは、良好な人間関係である
人の幸福とは収入や、名声ではなく、他者と良好な繋がりを感じられることだそうです。
(ハーバード大学の研究結果だそうです。こんな言葉ではなかったかも知れませんが...)
確かにめっちゃお金あっても信頼できる人がいなければ辛いだけだし、
めっちゃ有名になってチヤホヤされたとしても本当に心の繋がりを感じられる人がいなければ寧ろ地獄ですね。
反対に凡人であんまりお金持ちじゃなくても心の繋がりが感じ合える人が沢山いるなら、それはとても幸せな状況に思えます。
人の幸福とは、良好な人間関係である
という事実がある以上、"良いコミュニティを作れる人"はどんな仕事をしても上手くいきそうです。
ダンススクールも例外ではありません。
最後に
もうひとつ、私が思う事ですが
必要なものは必ず広まる
必ずのこる
と思います。
ダンススクールが世の中に必要かどうかは
これからのダンススクールシーンを創る私たちにかかっているのではないでしょうか。
つまり、どちらにも転べる。
どんなリアリティを創るかは、いつも自分次第なのだと思います😃
頑張りましょう!
おしまい。
読んで下さってありがとうございます😊
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