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enbuゼミナール10日目 合同講座

enbuゼミナールに監督コースに通って映画監督の勉強をしています。

本日は合同講座。
俳優コースに通う役者17人と合同の講座でした。

講師は市井監督。

内容は監督に関してというよりは俳優への意識づけどうこうの話が多かったように思います。

着る演技ではなく、本人がもともと内面に持っているものを拡大して見せる演技がおもしろくなるのだと。
市井監督は終始「これはあくまで自分の演出の方法」といったことを話していたのが印象的でした。

また状況がキャラクターをつくるということも話していましたがこれに関しては自分はちょいと疑問だなと思いました。

なにせ状況がキャラをつくっちゃうとすると、キャラはどうにでも変えられるのではと思うわけです。そんなにポコスコ変わるキャラクターって魅力あるかねー?

まあ市井監督も再三話していることは監督としての正解ではなく自分の考えといったことをプッシュしていたので、考えを否定せず自分の中で噛み砕いていきたい。ぼく自身が理解してないこともあるから状況がキャラクターをつくるという話を飲み込めなかったのかもしれん。

監督二人、俳優二人で1組となりエチュードを行いました。即興芝居のことですな。

自分たちでやったやつのメモも残しておきます。

ただし
 三谷幸喜の映画出たけど、別に売れてない
あゆみ
 ただしのことをほんとうに愛しているけど、外で子供を作ってしまう

ただし→あゆみ
 すきな気持ちはある。
 あゆみにプライドの部分を刺されてしまい、手が出てしまう。
 あゆみの子供の件を知っている。

あゆみ→ただし
 もうただしのことがすきじゃない。別れたい
 愛しているの現在進行系ではなく、愛していた。

2年間も子供を欲しがっていたのは、ただしが子供好きだということを知っていて、自分も子供を欲しがることでただしへの愛情表現になると思っていた。子供を欲しがり、できないこづくりに励むことで、幸せな夫婦生活が保たれると思っていた。

あゆみがただしと別れないのは、
ただしが子供が欲しいというのを知りながら、
よその男と子供ができてしまう罪悪感、
中々言えずに引きずっている、
ただしの方は別れを告げてもらうように
陰湿的に接するようにする

本当はただしは知っていた

これ通りに演者さんが演じれたのかというとほぼできてはいなかったのですが、できてたから良かった、できなかったからダメということではなく

考えていることがどうすれば演技を通して伝わるのか。それ以外に必要なものはなにか。
このあたりを考えるのが監督の仕事だし、それを自分の内面を用いて演技する必要あるのが役者の仕事だぜ、と教えている授業だったのかなとおもいました。

兎にも角にも市井監督が「これはあくまで自分の演出の方法」と話していたことが印象的でした。

13:00〜18:30でやってつかれた。

おしまーい。


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