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ヴィエレ・トゥエリ構想

これからはじまる10年の構想これまでにない規模感に自身も戸惑う。
実現できるかどうか。でもはじなくちゃ絶対にかなわないのは明白。
Ville étoilée ヴィエレ・トゥエリ には星降るまちという意味がこめられています。自分の生まれた故郷はとても田舎で星が本当にきれいだった。星とともに育ってきたそんな思い出と故郷の財産をあますことなく使った人間の本質最高の価値を生み出す。

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なにもはじまっちゃいないのでひとまず妄想からはじめます。

〈プロローグ〉※妄想です
佐用のまちにこそり佇む場所『Ville étoilée ヴィエレ・トゥエリ』という、地元の食材をふんだんに使ったお宿(オーベルジュ)がある。そこには都会からも、地元の人も懸け隔てなく、ただただ会話と食事を楽む場所である。 昨今ではマーケティングだのブランディングだのと耳にすることも多いが人の心はそんなに単純なものではない。ただそこに旨い食事と楽しい時間があれば他に何が必要だろうか?

〈これまでの軌跡〉※妄想です
ヴィエレ・トゥエリは10年ほど前に小さなぶどう畑からはじまった。ぶどう畑は水はけがよく少し傾斜がある場所が適しているといわれているが本当は田んぼでつくってみたいと思っていたのだがさすがにぶどうがうまく育たずに断念したのを思い出す。このまちには朝霧が有名だということを聞き、調べてみると朝霧と星には関係があることを知った。朝霧がでるところは空気の温度差が激しくかつ空気の動きが少ない場所ということだ。ワインに適しているのかどうかとわれると一見風通しの良い風土が適しているといわれているが、霧でる場所で作るられるワインもあるそれが貴腐ワインだ。霧はぶどうをカビやすくしてしまう一見天敵のようにもおもえるのだが、その気候を逆に味方にしてしまうのだから驚く。ぶどう畑を買ったときは日本の小さなワイナリーがちょうど増えてきているときだったかと思うが当時は自分も他の流行りにのって赤、白、ロゼ、オレンジをつくろうと試みていた、しかし地域の土壌、気候を気にせずつくるものなど長続きするはずがないと自問自答を繰り返し貴腐ワイン1択ですすめることにした。あのときがヴィエレ・トゥエリのはじまりであり大きな分岐点だっのだと今になって笑い話にできるのだから人とは違った方向にすすむのはリスクもあるが面白さを伴う。

〈成功のキモ〉本当ですと言いたい。
・時代に左右されない普遍性
流行りなどマーケティングをしすぎると良くない、人間は2000年前から変わっていない、食事をとり睡眠をして、運動(これは昔の仕事 狩り)をして子孫をふやす。この普遍的なものこそがビジネスの根源にあると考える。一つそこに現代のエッセンスを加えるとしたら『美』であると考える。
昔と違い生きていくために仕事をするよりも少し余裕の生まれる時代で普遍的であると思うものに『美』がある、美はあってもなくても死にはしないが、そこには食と素敵な時間と密接な関係があると信じている。

・蟹穴主義
自身のできることをひたむきに行うことをつづけていきます、ただ美味しい料理と合うお酒を自ら作り、一人でも多くの人に幸せな時間を過ごしてほしいという一心で。私たちは大きくなりたいわけではなく100年でも200年でも続く人間に本当に必要な価値を生み出し続けます。まるで樹木が成長し、太い幹、広くなった枝葉を支える根っこように力強くその地域に根付いていきたいと思っています。
縦に伸びない横に末永く。

こんな感じでいつものように妄想を繰り返す、そんなバカなと思えることでもどれだけ鮮明に妄想しきれるかで実現性は大きく変わってくるとかんがえています。

自分のできることをひたむきに。

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