見出し画像

キャリアは大事。でも、人生の全てじゃない。

と、常々思っている。

「とにかく、力をつけたい。」それが私の就職活動の軸だった。そして新卒から7年間勤めた会社で、やりがいのある仕事に日々没頭するうちに、いつの間にか「仕事は仕事」と割り切って生きることが当たり前になっていたことに気づく。

「仕事も人生も分けずに、"オア明奈という生き方"で仕事がしたい。」と29歳で全く未経験のウェディング業界へ。創業2年目のベンチャー企業に30歳を目前に転職。年収は半分ほどになったけど、それでも、そこには夢があった。そして理想を共に目指したいと思える仲間と、宝物と言えるような青春の日々を過ごした。

その後、34歳で次なるチャレンジのために独立することを選び、今に至る。

人知れず涙したことも、唇を噛んだことも、これやる意味あるの?と思うような作業をやり続けたことも。体力の限界を感じながらの泥臭い仕事も、消えてなくなりたいくらいの悔しい経験もした。そんな怒涛の20代、30代を過ごしてるけど、仕事も人生も何一つ妥協せず、欲張って欲張って、楽しんできた自負がある。

人には、必ず人生の節目と呼ぶようなタイミングが訪れる。でもその時に、何かを得るために何かを捨てなくてはいけないというトレードオフの考え方で葛藤する人が多い。

どちらも手に入れられる第三の解は、本当にないのだろうか?

この問いが、私にとっての「欲ばる」のコツだと思っている。

2022年1月27日、『阿部広太郎× オア明奈トークイベント第二弾 仕事と人生の欲ばり方〜コピーライターとプロデューサーが考える、愛おしい生き方の解釈〜』を開催した。

画像2

コピーライターの阿部広太郎くんと私は同じ1985年生まれの36歳。20代、30代前半の経験から、随分と「生き方」の解釈も変化しながら30代後半に突入しているように思う。

そんな私たちが、第一弾「はじめての自己肯定感」に続いて、第二弾イベントのテーマに設定したのが、「仕事と人生の欲ばり方」。

個人的には「こうあるべき」に縛られず、仕事も人生も、もっともっと欲張っていい、と思っている。でも、”欲張る”ってあまり良くないこととして扱っている人が多い気がしている。

そして広太郎くんは「欲張り方」とは「諦め方」とも言える、と表現していた。どういうことだろう??

90分間の対談の中で、まずは私たちの20代、30代のキャリア変遷を紹介しながら、当時の葛藤、素直な感情、そして理想に向かって一歩踏み出した時の熱源について色々触れていった。

理想と現実との振れ幅、「欲」という感情との向き合い方、やりたいことの見つけ方。いろんな角度から対話しながら、答えのない問いを掘り下げていく。

後半は、事前アンケートで頂いたお悩みや質問に答えていく時間を多めにとったのだけど、正直、「みんな、何を持ち帰ってくれたのかな?」とちょっぴり心配だった。

でもたくさんの感想ツイートを読みながら、私たちのイベントは「答え」を渡すのではない、ただ「解釈」を置いていく、そんなイベントになっていることを実感した。

「30代の今の私に、すんごく響きましたーー!」と興奮冷めやらぬまま、イベント当日の夜にnoteに感想をまとめてくれた運営メンバーもいた。


どちらも手に入れられる第三の解は本当にないのだろうか?

AでもBでもなく、C、ということ。ちなみにその第3の解を導くために、私なりに意識していることはこの3つだ。

スクリーンショット 2022-01-29 15.19.52

そしてこの3つの意識を持つに至るまでの私の20代、30代のリアルエピソードは、イベント内でお話しさせてもらっている。広太郎くんの感情曲線での、広告代理店入社から今に至るまでの話もブレーカーが落ちる例で話してくれたエピソードもとっても面白かった。

ここまで読んで興味を持ってくださったら、1月末までアーカイブチケット購入できるので、今すぐぜひに、だ。

そして、第一回レポートもどうぞ!

あと、月末といえば!!

今月の振り返り時間は、確保しているだろうか?

「振り返りは、自分へのご褒美。」

そう心底思って15年続けている。振り返りへの偏愛っぷりは年々増している。

1ヶ月の積み重ねが、1年、そして人生になっていく

そう信じているからだ。

スクリーンショット 2022-01-29 16.13.11

スクリーンショット 2022-01-29 16.13.05

振り返ってみると、たくさんのことを積み重ねているはず。

一人でも多くの人が「振り返り」の意味を捉え直して、楽しんで取り組む習慣になってほしい。そんな思いで開催したワークショップのアーカイブも1月末まで購入できるので、ぜひ。

仕事も人生も、答えではなくあなただけの解釈を真ん中に、思う存分欲ばってみて欲しい。

そして、今一度言いたい。

キャリアは大事。でも、人生の全てじゃない。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?