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中延温泉「松の湯」

仕事でうまく行かないことがあって、久しぶりにものすごく落ち込んだ。「ああ、やっぱり私にこの仕事は向いていなかったのかな。」なんてネガティブモードに入ってしまった。

そんなことをうだうだ考えていても月曜日はやってくる。週末になんとか気分をリセットしなければ!

散歩をしたり、一人カラオケしてみたり。
それでも心のモヤモヤが残っているので、藁にもすがる思いで温泉へ。

今回選んだのは、中延駅すぐの「松の湯」

この銭湯の全てのお湯は

この温泉、すごいんです。

洗い場や脱衣所、ペンキ絵などTHE銭湯の雰囲気を十分に残しながらも、全てのお湯が天然温泉。
全てというのは、水風呂含め浴槽内のお湯はもちろん、シャワーやカランから出るお湯も、全て。

そんな贅沢なお風呂聞いたことがない!!行く前からものすごく楽しみにしていた。

体を洗っている時も、シャワーで頭を洗い流している最中も、「温泉を浴びてる、、!」と至福の時間。(備え付けのシャンプー・ボディーソープがあるところもポイントが高い!)

綺麗さっぱり流したら準備完了。さあ、温泉に入ろう!

衝撃の薬湯

意気揚々とお風呂へ向かう。

なんでもそれぞれの浴槽でお湯の温度が違うらしい。
まずは一番温度の低い薬湯へ。

そこで衝撃を受けた。

薬湯の手すりに縛り付けられて何かが浮いている。

・・・・

それは、巨大な昆布だった。

選択ネットにたんまりと詰め込まれた昆布と、そのままダイレクトに手すりに縛り付けられている昆布がゆらゆら。

ものすごく驚くと同時に突然のエンターテイメント感に心踊る。

薬湯というより、もはや浴槽の中で出汁をとっているのではないか...出汁の中に入るのは初めてだったが、黄緑がかったお湯にin。

ほんのりと昆布のいい香りがする。
なにこれ、リラックス効果抜群。

こんぶ湯で一緒になった常連さんにお話を聞くと、薬湯は毎日種類が変わるらしい。いつもはパウダーを溶かしているみたいだから、実物があるのはこんぶくらいとのこと。初回がこんぶ湯とはラッキーだった。

露天風呂・檜

松の湯で驚いたことがもう一つ。珍しいことに、露天風呂が炭酸泉。

炭酸泉はスーパー銭湯のような大きな施設じゃないとなかなかないので久しぶりに堪能した。

週替わりで男湯と女湯が入れ替わるそうだが、今回入れなかったもう一つの露天風呂は、日本庭園のようになっていて、温泉旅館にでもきたような雰囲気らしく(常連さん談)そちらもとても気になっている。

商店街に現れたオアシス

商店街の中に佇む昔ながらの銭湯かと思いきや、炭酸泉やサウナなどモダンな一面も持つ松の湯さん、あっぱれです。

帰りに商店街で夜ご飯のお惣菜を買ったら、心もホカホカ。

週末リセット、しっかりできました。ありがとう。
リピート決定の素敵な銭湯でした。

温泉情報

料金:470円
シャンプーボディーソープあり。
無料ドライヤーあり。
追加料金でサウナあり。
その他:ジェットバス、電気湯、薬湯、炭酸泉

東京温泉シリーズ


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