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【公務員試験】時間がない人のための、効率的な択一試験対策法を公開!

公務員試験の択一対策は,予備校の講座を利用しても,

結局は,予備校テキストや市販の過去問集などを使って,

いかに効果的に独学できるか,が重要です。

その点,スーパー過去問ゼミは、公務員試験のバイブル的存在です。

合格者にも、これだけやってれば十分という方は多いと思います。

ただ、いきなりスーパー過去問ゼミを勉強することが、

ハードルが高い場合があります。個々人の相性の問題だと思います。

いきなりが難しい場合は、 ダイレクトナビの正文化(間違いを書き込むこと)をしてみてから、  スーパー過去問ゼミにトライしてみてください。

いきなりスー過去で勉強できるなら、どんどん進めていただければ思います。個人的には,数的処理と経済学はいきなり始めるにはハードルが高いように感じました

※一般知能は、すべての科目を畑中本(ワニ本)で足りると思います。

私大文系がいきなり問題を解こうとすると、いろんなアレルギーが出ると思いますので、初見の問題は、解説を読みながら順番に書いて覚えるのがいいと思います。 次に、解説を見ないで、どこまで解けるかを実際に書いてみて、 どこができなかったかを把握して、わかることを増やしていくことが最短ルートです。

一般知能は、基本的なパターンorその組み合わせで十分に合格点を狙えます。 何度も同じ問題を繰り返して、確実に解けるパターンを増やすように勉強するとよいでしょう。

所詮、公務員試験の択一は、「クイズとパズル」です。

<スーパー過去問ゼミの経験的活用法~1つの方法論として~>

スーパー過去問を使った勉強法を紹介します。

ポイントは、「戦略的に」進めることです。

公務員試験は、科目数が多く、時間との勝負です。 どの科目に、どれだけ時間を使えるかを意識することは、とても重要なことです。

問題数を調べて、どれくらい時間がかかるかを試算してみましょう。

以下、政治学を例にしてみます。

  ※計7章、計30テーマ

まず、「試験別出題傾向と対策」で、自分が受ける職種の特徴を読んでおきましょう。 どこを集中的に勉強すればよいかを把握して、モチベーションをあげます。 また、あとで復習する際に、どこを重点的にするかの判断基準となります。

次に、答えをみながら例題を解いて、「ポイント」の知識をざっとインプットします。 ここでは流し読みで足ります。 問題を解いた後に復習して覚えるからです。

続いて、「実践問題」を正文化してください。

各肢に、○×をつけて、○の問題は丸ごとインプット、×の問題は正しい答えを簡潔にメモします あまりに訂正が長い場合は、省略しても大丈夫です。 目的は、あとで短い時間で復習することです。 公務員試験は、復習がすべてです。 私は「復習第一主義」とよんでいます。

 勉強した後に復習時間を設けて復習して、 次の日のはじめに復習してから、新しい単元を勉強していました。 復習時間は、ざっと見返すだけなので、1科目あたり5分~10分程度でした。

 <下準備>

まず問題数を把握します。 

計7章、30テーマで、章ごとの問題数は以下の通りです。

この問題数は、応用問題も含めたものです。

 スーパー過去問ゼミで勉強する際は、職種で問題をしぼらないようご注意ください。 例えば、特別区であっても、国家一種(総合職)の問題も解くということです。 そうすることで、職種毎に求められる知識の量やレベルが違うことが把握できます。


 ポイントは、比較できるようになる、ということです。 特別区だからといって、特別区・市レベルの問題だけ解いていては、 試験当日に対応するための基礎を固めることはできません。 確実な知識だけが合格点獲得に有効です。 公務員試験は出題形式が大体同じなので、確実な知識だけが武器になるのです。

  第1章…16問

  第2章…30問

  第3章…21問

  第4章…19問

  第5章…15問

  第6章…27問

  第7章…15問

ざっと143問あります。例題の7問を加えると、150問です。

5肢択一が多いので、約700以上の肢を作業することになります。

次に、実際に1テーマ分の正文化をしてみます。

テーマ1は問題5問に例題を加えた計6問です。

これの正文化に、どの程度の時間がかかったかをはかってください。

開始時間と終了時間を記録してみましょう。

仮に、これが1時間かかった場合、 6問で60分ですから、1問あたり10分、 150問あたり1500分=25時間かかる、ということになります。

1日2時間勉強したとすると、13日で終わる計算です。

この作業が終われば、スピーディーに復習することができます。 直前期には、覚えられない部分だけ復習しますので、 1科目あたり15分程度で復習することができるようになります。

暗記科目(ミクロ経済学、マクロ経済学以外)は大体同じ要領で計画をつくることができます。 実際には、行政学、社会学、国際関係、経営学をまとめて勉強すると、 作業時間の効率化と、効率的なインプットをすることができます。

あとは、自分がどれだけ勉強時間を捻出できるかを算出して、全体計画を策定しましょう。

はじめは、平日3時間、休日5時間で試算すればいいと思います。  勉強に慣れてきたり、長期休みの際は、1日6~8時間勉強といったところがスタンダードだと思います。


これ以上の勉強を進める方もいると思いますが、 継続することが一番重要なので、くれぐれも無理をしない計画をつくるようにしてください。

1日12時間勉強して、次の日から勉強ができないよりも、 3時間でも毎日勉強する方が、勉強を歯磨きと同じように当たり前にする、 勉強しないと気持ち悪いと思うためには重要です。

試験勉強は所詮試験対策にすぎないので,効率化できることは効率化して、充実した生活を送ることが肝要だと思います。

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 秋本あきとさん(会社員(10年以上の公務員経験あり))のプロフィール | ココナラ (coconala.com)

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