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大人になってから牛乳を避けていた私が久しぶりにおなかの心配をせずに飲めた「A2ミルク」よ、ありがとう。

子供のころ、散々飲んでいた牛乳。
大人になってから、飲んだ数時間後にお腹の調子が悪くなるようになった。

冷たいドリンクや服装のせいでお腹を冷やしたからだと思っていたけれど、
どうやらいつも牛乳を飲んだ後だったと気づく。
ミルクティー、ミロ、プロテイン、家で作るドリンクは全て牛乳で割っていた。
思い返せばオーツミルクにハマって置き換えていた時、お腹の調子が悪くなったことはない。
「日本人は胃腸が弱い」というフレーズがぼや〜っと頭をよぎり、消化器官が弱いのかな〜と、そこからなんとなく牛乳を避け、外出先でのドリンクもオーツミルクに変更したものだけを頼むようにしていた。

ただ、子供の頃は牛乳をよく飲んでいた。給食ではお休みだった子の牛乳をゲットするため毎回「牛乳ジャンケン」に参加していたぐらいだ。
毎回お腹を下していたことはなかったはず。

免疫が落ちて消化器官が疲れているのかな、と思っていたところ、
「乳糖不耐」というワードを知る。

「乳糖不耐症」
牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素が不足・減少して、乳糖を消化吸収できずお腹を下すなどの症状が出る。
生まれつき酵素が不足している場合と、成長とともに減少したり、感染性腸炎の発症による場合もある。

メディカルノートから掻い摘んで記載

これだ!!

「成長とともに減少したり、感染性腸炎の発症による場合」に当てはまる気がする。とてもする。※検査はしていないのであくまで自己認識

◾️乳糖不耐と自覚した私が出会った牛乳①

乳糖を分解してある牛乳を見つけて(ありがたい)、久しぶりに自宅でのミルクティー・ミロ・プロテイン作りを復活。
オーツミルクも美味しいけど、やっぱり牛乳の味で飲むのも美味しい。

この牛乳は種別としては「乳飲料」。お腹を壊しやすい自分としては分解してあるだけでも非常に、ものすごく、とっても、ありがたいのだが、少しサラッとさっぱりした味な気がして、一般的な牛乳と紅茶・ミロ・プロテインと混ぜたときのコクの違いを感じていた。
いや、語弊があるといけないが、おいしいことには代わりない。
ありがとう雪印メグミルクさん。

◾️乳糖不耐と自覚した私が出会った牛乳②

日経トレンドの2024年ヒット予測にランクインした「A2ミルク」。

牛の遺伝子A1とA2のうち、A2型の牛乳はお腹を壊しにくい。A1と比べて乳糖が少ない(発酵が少ない?)。A2型だけの牛から搾乳した「A2ミルク」が一部スーパーに並び始めている。との記事を読み、衝撃的だった。
そもそも乳糖が少ない牛乳があるなんて!

入手して飲んでみると、
「そう、これこれ!このコクが牛乳だよ!」と舌が思い出した。ちょっとした感動すらあった。
そしていつも牛乳を飲んだ後はお腹の調子が悪くなっていたが、その日もそれ以降も腸は絶好調。(図らずとも韻を踏んでいる)
しかも種別は「牛乳」。
久しぶりに「牛乳」を(飲んだ後の体調不良を恐れずに)飲めたことに、またちょっと感動した。

さっと調べたところ、A1型はホルスタイン、A2型はジャージー牛に多いらしい。
つまり、A2ミルクと表記がなくても、ジャージー牛乳なら飲めるかも!と色々商品を見てみたものの、価格が高い。日常的に購入するには少し躊躇してしまう。
既述の「北海道A2別海牛乳」は「おなかにやさしい」と同価格帯で買いやすいので、その点もとてもありがたい。

◾️販売店舗の拡大を切望

味・価格とも満足のA2ミルクだが、難点はまだ一部のスーパーにしか置いていないこと。
日経トレンドの記載の通り、オーケーストアと成城石井(私は見つけられなかったが店舗によっては扱っているのかも)に置いているぐらいで、他のスーパーにはまだない。らしい。
供給量など事情もあるとは思うが、是非とも多くのスーパーで気軽に買えるようになることを心から願っている。

牛乳を飲んでもお腹の調子が良いまま過ごせる一日がこんなに幸せだったなんて。
ありがとうA2ミルク。2023年の出会えてよかった食品NO.1は、間違いなく君だ。

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