キックボクシングジム開業、経営!止まらないフィットネス業界のデフレ戦争の勝者は誰か?

フィットネスブームと言われるように久しい今日ですね。
昔のようなプールもあるような大きな複合型スポーツジムから、
筋トレ特化の24時間ジムが出来たり、
パーソナルトレーニングジムも短期間高価格の業態から
低価格で長期間続けらるものができたり、
その他にも暗闇フィットネス、ボクシングジム、キックボクシングジム、
ヨガなどもフィットネスの業態は多岐に渡っています。

特にパーソナルトレーニングジムと24時間ジムですが、
かなり価格競争(値下げ)が始まっています。
フィットネスが日本より盛んなアメリカでは
月10ドル(1,300円ほど)で24時間使い放題のジムもあります。
日本ではまだそこまで安いジムは出来ておりません。

最近もの凄い出店速度なのがRIZAPが手掛けるchoco zapです。
月は2,980円(税別)と今までの日本のフィットネス業界には
無いくらいの驚きの低料金です。

なぜ、そこまでの低価格化が実現しているのか私には分かりません。
例えば、筋トレマシンを自社で作ってマシンのコストを抑えている、
受付スタッフ、インストラクターなどはアルバイトや機械に任せて
人件費をカットしている、テナント賃料を交渉して抑えている、
低価格にした分を客数を獲得することで抑えているなどあるかと察します。

結局のところ、ジムもほとんどの商売も客数×客単価が売上です。
私の実感ですが、客単価をがんっと下げて集客しても
マシンの数が足りないといった問題が発生しやすく
思っているより集客や継続率を上げることは
難しいのではないかと思います。

随分と前に牛丼チェーン各社で値下げが流行りましたが、
現在はどこもやっているところがありません。
値下げで売っても儲からない、
誰も勝者がいなかったのではないでしょうか。

フィットネス業界は牛丼チェーンほど食材原価、人件費など掛かりませんので、値下げしても大きな赤字にはなりづらいかと思いますが、
choco zapやその他低価格の24時間ジム、従来のエニタイムフィットネスや
ファストジムなどの24時間ジム、RIZAPなどの高価格パーソナルトレーニングか低価格パーソナルトレーニングかどちらが生き残るのか
非常に楽しみです。

もちろん、
自分もその勝負に巻き込まれている当事者ではございますが、、、
負けないように頑張ります。


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