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実りの季節に思うこと

春、鳥海山が真っ白だった頃、コロナを避けて帰省して、約半年が経過…。

買い物に向かう乗合タクシーから、黄色くなった田んぼを眺めていると、
運転手さんが、ここ数日で、稲刈りが一気に行われるだろうと、教えてくれました。
穂が出て、積算温度が1000度になると、稲刈りをするのだそうです。

今年は、長雨で夏が短く感じたけれど、いつの間にか、稲刈りの季節になっていました。

今年は家庭菜園でいろんな野菜作りに挑戦。
野菜が育つためには、多くの時間、水、栄養が必要なことを思い知りました。虫や野生動物などの被害も多々ありました。
肥料や管理が適当ということもあり、我が家の野菜たちは「小ぶり」です。
収穫まで長い時間を要し、やっと食卓に並ぶおチビさんたち。あっという間に食べられてしまいます。

東京のスーパーマーケットでは、ほぼ一年中、いろんな野菜を手に入れることができます。
生産者が、長い時間と手間をかけて栽培したものを、私たちは、一瞬にして消費している…。
毎日、絶え間なく食料にありつけることは、とても幸福なことだと、しみじみ思うようになりました。

今年の新米は、一段と美味しく感じることでしょう。

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