和柄無料素材ダウンロード 【菱】 商用フリー背景素材(EPS・JPG・PNG形式)
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【菱】柄の意味と歴史的背景
二方向の平行線が重なってできた文様で、菱形を基本としている。縄文前期の土器にすでに刻まれているというこの文様は、現代に至るまで、菱形が連続して重なる入子菱、四つの菱形の組み合わせでつくられる割菱、唐花で構成される花菱など、多くのバリエーションが生みだされている。
(日本・中国の文様事典より引用)
「菱」は一年草の水草であるヒシ科のヒシの実、またはヒシの葉を図案化したものといわれています。
ヒシ(菱)は一年草の水草で、池沼に生え、葉が水面に浮く浮葉植物です。
四角形のすべての辺が等しく、どの角も直角でない形を、このヒシの葉の形になぞらえて「菱形」としたそうです。
単純な形でありながら美しく、太古の昔から愛されてきた「菱」の柄。時代と共にデフォルメされ、様々な文様になってきました。単純な図形ですが、ザ!「和」という感じでシンプル和風デザインには欠かせない素材です。
ちなみに、畳の縁(へり)は「菱」が多い気がするな〜と思って調べてみたら、縁には家紋を入れることも多く、一種のステータスだったみたいです。「菱」は家紋にも多く取り入れられています。
昔から「畳の縁は踏んではいけない」と言われているのは「傷まないように」とか「転ばないように」というのもありますが、畳の縁が「精神的な結界や、ご先祖様・他の生き物を表すものだから」だそうです。
畳の縁は「結界」であり聖地と俗地を隔てる境界線とされています。
家紋や動植物の柄が多かったようなのでご先祖様や動植物を敬う気持ちから畳の縁を踏まない事が武家のたしなみ、商家の心得であったようです。
【入子菱】
菱形の中にさらに菱を入れて入子にした文様。
【四花菱】
花菱を四つ集めて一つの菱にした文様。松本幸四郎と市川染五郎の家紋。
データの概要
❶ EPS形式
プロの方も使いやすいシームレスパターンのベクター素材です。Illustrator EPS形式で、パターンの最小単位の素材を、カラーモードCMYK、 A4サイズのアートボード上で保存しています。Illustrator CS以上での動作保証となります。 パス情報を保持したベクター素材なので、基本パターンを繋げてサイズ調整したり、 配色変更などの加工を簡単に行うことができます。
❷ JPEG形式
カラーモードRGB、解像度350dpiで保存されています。データのサイズは左右約2894pixel×天地約3500〜4500pixelです。
❸ PNG形式
カラーモードGRAYSCALE、解像度300dpiで保存されています。データのサイズは左右約2480pixel×天地3000〜4000pixelです。背景が透明の状態で保存されているので、重ねて使うのに便利です。
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