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フリーの作詞家になる

私、渡邊亜希子は2022年3月31日を以て
16年間所属したスマイルカンパニーとの
専属契約を解消する事になりました。

16年前に預かり作家としてご縁を頂き
その3年後に専属作家契約をし、
たくさんの作詞の喜びを学ばせて頂きました。

プライベートでは結婚、妊娠、出産と
大きな変化があった時でもあり
特に一人目を妊娠した時には母性が爆発し
「歌にしてこの世に言いたいことなど何もない!
この子がいればそれでいい!」
という気持ちになり、全く歌詞を書けず
チーフマネージャーに
「もう書けないので作詞家をやめようと思う」
と相談しました。

ですがマネージャーは
「書きたくなったら書けばいいんです。
大丈夫です。待ってますから」
と仰って下さり
1年半を経てようやく書きたくなり、
そこからまたたくさんのお仕事と出会うことが出来ました。

良い時も悪い時も私が作詞家を名乗っていられたのは
偏に、スマイルカンパニーの専属作家である。
という安心感があったからに他なりません。

そしてそれが安心であると同時に、
甘えであるという事も数年前から自覚しており
後ろ盾ない自分の姿をきちんと認識してこそ
成長が出来るのではないか。
一度きりの作詞人生、
初めての冒険に出てみたいと
今回、退所を申し出ました。

事務所の皆様には今後も連絡を取り合える
私にとって有難い関係で契約終了を迎えさせて頂き
とても感謝しております。

ここまでお読み頂きましたが
私の書いた歌詞に好きなフレーズがあり
ここまで辿り着いて下さった皆様に
何か直接影響のあるお話ではございません。

ただ、皆様の温かいお言葉に
いつも勇気付けられている事。
私からも皆様の背中を押す歌詞、
勇気付ける歌詞、応援する歌詞、
様々な歌詞を書く上で、
私自身も夢を追い、悩み、決断し、また迷い、
一歩一歩進んでいるその一人であると
お伝え出来たことを嬉しく思います。

今後も大好きな作詞に邁進して参ります。
何卒お引き立てのほど、宜しくお願いいたします。

作詞家 渡邊亜希子 lit.link(リットリンク)

渡邊亜希子


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