参考にならないHow to★作詞家になるには[17] 完結

ここまで長々とお読みいただき、本当にありがとうございました。

作詞家になりたい方には本当に何の参考にもならなかったと思いますが、何かもし、出逢いや縁、タイミングや夢など、ご自身と重ねて感じていただけることがあれば幸いです。

スマイルカンパニーと契約後から、当然すぐにたくさんのお仕事をいただけた訳ではなく、その16年後にスマイルカンパニーとの契約を解消し現在、まさに今日にいたるまで肩書ではなく
「もっと作詞家になりたい」
という気持ちは消えず、私はきっと永遠にそう思い続けるのだと思います。

とは言え、私は歌詞を書くプロフェッショナルだと自負していないわけではないんです。
「私なんてプロの作家さんには及びません」という形での謙遜は一切なく、「やっぱ私の書く歌詞最高!」「めっちゃいい歌詞!!」と歌詞を書くたびに毎回思っています。笑

ただ、「作詞家」という言葉の中にはたくさんの人がいて。
技術や感性などの比べにくいものを省いて、単純に仕事量だけを見ても「この方と同じ言葉で私を表すなんておかしな話だ」と思わざるを得ない方がたくさんいらっしゃる。

そういう意味で、「作詞家になりたい」という気持ちは永遠に続くと思っています。

当然20数年の間には、大好きな作詞においてもいろいろな形で生みの苦しみを感じたり、苦い経験をしたり、努力や勉強が必要なこともたくさんありました。

その全てをひっくるめて、恋愛に例えるならば度々一番楽しい時期とも称される片思いであり、音楽という偉大なものに永遠の片思いをしているのです。

Xでのフォロワー様が3000名様を超え、感謝記念企画として最初に提案した内容とはかなり違うものになってしまいましたが、それに対して一つの文句どころか逆に励ましていただいくほどの皆様の優しさに奮起し、こうして大切な過去を文章にまとめる機会をいただきました。

全17話の中で何度も私は「作詞家という言葉を知らなかった」と言っておりますが、そういう自分を覚えているからこそ、作詞家の私をフォローするまでにいたる皆様の歌い手さんへの大きな愛情にいつも感銘を受けておりますし、私に対してまでお優しい皆様に心から感謝しております。

最後になりますが、皆様の推し様が今日も元気でいてくれますように!
それが皆様の元気になり、それが私の元気になり、またいつか皆様の推し様の歌を書かせていただけたら、言葉でたくさんの元気を推し様と皆様にお返しできますように!

それでは、今後とも引き続きよろしくお願いします!

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