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そのからだは居心地いいですか?

あなたのからだの中は、居心地がいいですか?

居心地がいい、と答えた方、よかったです。幸せですね。

居心地が悪い、と答えた方、よかったです。そんな日、時期もあります。

わからない、と答えた方、ちょっと、一度、真剣に考えてみてほしいです。

居心地のよさを作る、というと、素敵なおうちに住むとか、いい家具をそろえるとか、寝具を快適に整えるとか、まあいろいろ思いつきます。

これは居心地を外側から整える、ということで、自分のいる場所が安全で気持ちのいい場所だと感じると、からだはリラックスして居心地よい方向に動くので、こういうやり方もとっても大事です。

でもそれにプラスして、自分のからだ自体の居心地のよさに気付くという習慣を、ぜひ持ってほしいんです。

自分のからだが居心地いい、つまりリラックスして安心して、からだという「器」に収まっていられる感覚。

味わったこと、ありますか?

「私」という存在が、外側にあふれることなく、外側のものに脅かされることなく、安心して器の中に満ちていられる状態。

魂が、からだというソファーにゆったりくつろいでいるようなイメージ、っていったら分かりやすいかしら。

自分のからだにくつろげなかったら、どんな高級ソファーに座ってもくつろげません。

からだの居心地がよければその分人生は底上げされるし、居心地が悪ければ、本当はもっと楽できたり楽しめるのにちょっと損をしてしまう。

(でも本人は居心地の悪さに気付いていない・・・というもったいない状態。)

で、現代人は基本的に、ほおっておいたら居心地悪いからだになっちゃう環境で生きてるんだ、っていうことを覚えておいてください。

いろいろ便利になった世の中だけど、生き物としてのからだにとっては、うるさすぎる、明るすぎる、速すぎる、そんな社会で私たちは生きています。

生き物としての私たちのからだは、そんな環境にはぜんぜん適応できていなくて、だから常に交感神経優位、サバイバルモードで生きているんです。

仕事のストレス、お金のストレス、人間関係のストレス、そういうのも全部「生きるか死ぬかの危機」としてからだに蓄積しています。

自分のからだを感じられない、という理由の一つとして、いちいち感じていたら不快すぎて大変なので、感じないようにしている、というのは大きいでしょう。

でもそれをほおっておくことで、「ある日突然」ぎっくり腰になったり、うつになったり、大病したり、するわけです。

「ある日突然」なんてないのに。
本当は、からだはずっとずっとサインを出しているのに。

だから本当に本当に、自分のからだの居心地のよさを、大切にしてほしいんです。

みんな、無頓着すぎるよ~~~

最初の質問が分からなかった人、居心地の悪さしか感じられない、という人は、どうかどうか、からだのことをもっと感じてほしいし学んでほしい。

意味が分からなかったら、まずは外的環境が居心地いいか気付くところから始めるとよいです。

自分はどこにいると居心地がよくて、どこにいると居心地が悪いのか。

そうして、居心地がいいときの身体感覚と、居心地が悪いときの身体感覚にまずは気が付けるようになりましょう。

居心地のいい場所がないという人は要注意!!!
大至急環境を整えて!!

からだの中と外と、分けて書いてみたけれど、結局は影響しあっているからね。

猫さんのように、居心地のよさをとことん追求しましょう。




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