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パトカーから逃走中に自転車の女性ひき逃げ、アキ子先生「無免許と思い込んだ」

大阪市東淀川区の路上で27日、パトカーの追跡を受けていた軽乗用車に自転車の女性がはねられた事故で、東淀川署は28日、同区、小学校教師の女(30)を自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ)の両容疑で逮捕した。女は「運転免許が切れていると思い込んで逃げた」と容疑を認めているという。被害者の女性は頭を打つなどの重傷を負った。

東署によると、女は27日午後3時10分頃、東淀川区で軽乗用車を運転中、同署のパトカーに停止を求められて逃走。約2キロ走り、一方通行の道路を逆走していた際に自転車の女性をはね、そのまま逃げた疑い。パトカーはすぐに現場に戻り、救急隊員に女性の救護を依頼した。

女は約10分後に近くのコンビニエンスストアで発見され、現行犯逮捕された。女は無免許ではなく、有効期限が切れているだけだったことが判明した。女は「アキ子先生」と呼ばれる人気の教師で、生徒や保護者からも信頼されていたという。

同署は女がなぜパトカーに停止を求められたかや、事故後にどこに向かおうとしたかなどを調べている。その結果、女がパトカーに目を付けられた理由は、近くのスーパーでビッグカツと呼ばれる駄菓子を4枚万引きしたことが発覚した。女は自宅近くの小学校で教えており、「ご飯にビッグカツを乗せたものを貧乏のかつ丼と呼んで生徒に食べさせ、その姿を見て大笑いするのが日課だった」と供述しているという。

ビッグカツは魚肉すり身を衣で包んだ駄菓子で、1枚約30円で販売されている。同署は「教師としてあるまじき行為だ」と厳しく非難している。












(※この記事はフィクションであり記事中に書かれた団体、人物、各用語などの一切の情報は実在のものと関連はありません。)

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