#09 思考の現実化「錬金術的4ステップ」前編
Akikoです。今回の具現化のためのレッスン記事は、さらに細かく、具体的な行動のステップをご紹介します。
・・・その前に、少しおさらいです。
願望を具現化するためには、「引き寄せの法則」と「思考の現実化」この2つのフェーズをうまく使うことが重要だとお伝えしてきました。
シンプルにこの2つのフェーズを繰り返していくだけですが、さらに細かく具体的な「4つのステップ」をご紹介します。
①ときめく情報を集めて明確なヴィジョンを決める
②心身を解放して臨場感を強める
③とにかく行動
④1~3のステップの中で分岐点に気づいて舵を切る
錬金術的な流れですよね。この流れを実践するだけです。ここからもう少し詳しくお伝えしていきますね。
①【ステップ1】イメージのかけらを集めよう!
まずは、「あなたが現実化させたいこと」の、大まかなヴィジョンやイメージを決めましょう。
ときめきや喜び、自分が楽しいと感じることワクワクすることを重視してイメージを膨らませていきましょう。このとき、心や感情が解放されていることがとても大切です。
そして大事なのは、できるだけ思考を使わないこと。できるかどうか?可能かどうか?は考えないことです。
やりたいことの方向性や目的地が定まっていないと、思考は否定的なブレーキとなってジャマをしてくることがあるからです。
もしくは、常に無難で安全な方法しか取らなくなる感じで、これからの変化やチャレンジに、制限をかけてくるようになります。
ですから、思考は使わず、自分が楽しくて嬉しくて心が躍るような「本当に現実化させたいこと」を決めていきましょう。イメージのかけらを集めながら情報をどんどん引き寄せて、ヴィジョンを描き構築していくことが第一ステップとなります。
・もしヴィジョンが描けないときは
ただひたすらジッと待っていても何も出てこないので、自分から探しに出かけてみましょう。
例えば、おすすめスポットの一つは「書店」。何でもネットで情報収集できてしまう時代ではありますが、ネットだとジャンルが偏ってしまうので、あえて書店へ足を運んでみるとよいでしょう。
雑誌などをパラパラとめくっていって、心がときめくような理想のライフスタイルやヴィジュアルを探し出すのがよいですね。「すごく好き!」「私もやってみたい」など高揚するもの、または、自分にとって「心地よい」と感じることや「幸せを感じる瞬間」など、ふと入ってきた情報をどんどんメモしていきます。
そして収集した情報をもとに、毎日5分ほどでよいので、リラックスした状態で、自分が現実化させたいことを自由に妄想する時間をつくりましょう。
何度も書きますが、第一ステップでは「引き寄せ」が目的なので、思考は使わないことが重要です。ときめきやよろこび、わくわくするような感情の部分にフォーカスしてみてくださいね。
具体的な例の一つとして書店に行くことをご提案しましたが、本来は、普段から自分の感情に注目して、自分がどんなことに興味があるのか知っておくことが大切です。
嬉しいとか楽しいと感じるのはどんな時?もっともっと知りたいと思うことは何?自分の「心が動く瞬間」を捉えていないと、次のステップへいくことが難しくなります。
問いかけても答えが返ってこないとか、なかなか心が動く瞬間が見つからない人は、この記事の中で紹介しているワークを試してみてくださいね。
②【ステップ2】イメージに命を吹き込もう
次に、あなたが「こうなりたい」と決めたことが、ただの想像に終わらないように、リアリティを強めていきましょう。
実は4つのステップの中でも、いちばん重要なところです。あなたが描く「こうなりたい!」が、ちゃんと現実化するかどうかは、イメージの「臨場感の強さ」がどのくらいあるのかによって変わってきます。
成功の法則や願望を叶える方法、うまくいく方法など、ネット上にたくさん溢れていますが、そういった他人や外側に求め続けるからしんどい思いをするんですね。だって、そこじゃないんです。そこにあなたにとっての答えはないから。
答えは外側にあるのではないんですね。他の誰かや先生、はたまた占い師が答えを出してくれるのではなくて、自分の中の「リアリティ」があるヴィジョンが、あなたにとっての道しるべとなるのです。
自分の中の羅針盤をもとに、自分が自分をガイドとして導いていくこと、そこを目指していきませんか?
ステップ1では、大まかにヴィジョンを描きましたが、そのフワっとしたイメージに、臨場感を持って纏まりをもたらしていくのがステップ2です。
臨場感が湧いてくると、感覚や気持ちが強くなると同時に楽しみも強まっていきます。そして、潜在意識が「現実」と認識するのです。臨場感が強くなればなるほど、物理的な次元に具現化しようと働きます。
③臨場感を感じることが難しい時は
なかなか臨場感が強くならないと思う人もいるかもしれませんが、それでも落ち込む必要はありません。
臨場感が強くならないなぁ~という人は、イメージしたときに、抵抗があるとか何かジャマをする感覚があるとか、ネガティブな要素があるかどうかを見つけてみてください。
臨場感を強めていくプロセスで、どんなフィーリングがありますか?
制限や、~べき~ねばの思い込みなどに気づくことができたら◎です。必要のない思い込みがあるからリアリティを感じ取れないんだなと気づくことができるかもしれません。
臨場感を強めることができる人は、その調子でどんどん強めていきましょう。
④臨場感を強くするための方法
具体的に臨場感を強くするための行動についてです。
いかがでしょう?これは、人によって感じ方や捉え方が違います。ライフスタイルも違えば、イメージしやすい状況も時間帯もそれぞれ。誰かとの会話の中で実感する人もいれば、ひとり静かに向き合う方がいいタイプの人もいます。
自分にとって、いちばん臨場感が強くなる方法を見つけてみてくださいね。
⑤夢みる力を育むレッスン
臨場感を強くしていくときは、焦りは禁物。ここで焦ってしまうと、また引き寄せのフェーズの最初から元通りになってしまいます。夢をみてどんどんイメージを膨らませていきましょう。
思考の現実化のレッスンは「夢みる力を育むレッスン」でもあります。実はこれをするのがなかなか難しい人も多いんですね。
大人になるにつれて、自分で自分に「制限」をかける癖がついてしまうから。「でも~、だって~、どうせ~」の癖がついていませんか?
ですがこれらは自分で癖づけているので、外せるのも自分なんですね。むしろ、気づいたときがチャンスです。
自分に許可を、自分に自由を、自分に喜びや幸せを積極的に与えていきましょう。こういうマインドや在り方を、少しずつ取り戻していくことも、現実化のレッスンです。
夢みる力が育っていけば、引き寄せもうまくなっていきます。自分に許可し解放すれば臨場感も湧きやすくなりますし、心も動きやすくなり、自分にとっての幸せや喜びの感度も上がります。自分が本当に望んでいることも、よくわかるようになっていきますよ。
さて、次回は後編(ステップ3とステップ4)について、詳しくお伝えしていきますね。
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