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パンを食べるように本を読む

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「読書は、パンを食べるようなものだからね。走るときに備えての栄養なんだ。」ポール・ランド デザインの授業という本にあった言葉を抜粋し、このマガジンのタイトルとしました。気になる章…
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#本

自分で自分にレビューをしながらブラッシュアップしていくときのいくつかの問いと回答

目的を言語化せず、必要な仕様を言語化せず、なんとなくデザインソフトを触って時間を貪るそんな週末。 目的も仕様も、趣味でやる分には特に明確化する必要はないと私は考える。しかしながら、明確な目的もないままデザインソフトを触っていたとしても、やっぱり素敵なものがでてきたら嬉しい。 でも現実はそうはいかない。何時間も画面と格闘したところで、経験無きものが無から「なんかいい感じのもの」などできるわけがない。 「今まで軽視してきた自分の感性とは一体なんであったかを考えましょう。感性

ラフドローイングのコツ / シャルル・バルグのドローイングコース

19世紀にフランスで出版された画家シャルル・バルグの著したドローイングの入門書。プロのアカデミックドローイングアーティストとなるために必要なドローイングテクニックが記されている。 知りたいこと:ラフドローイングのコツをしりたい 答え:点や線を使って骨格にアタリを付ける前に、私達は弧を描きがちである。重要なのは対象をよく観察することだが、その観察がなされているかどうかは、弧を描く前に垂線をおろし、点をとってアタリをつけているかどうかで判断できるとのことであった。 ドローイ