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祇園祭 齋竹参拝と豊園泉正寺榊

2023年7月16日
齋竹(いみたけ)参拝と豊園泉正寺榊(ほうえん せんしょうじ さかき)を見に行ってきました。

7月17日の山鉾巡行の際に長刀鉾のお稚児さんがしめ縄を切ることはご存知の方も多いかと思います。麩屋町通に張られたしめ縄は世俗と神域の結界となっていて、お稚児さんが切ることにより結界を解き放って、各山鉾が神域へ進んで行くそうです。
八坂神社から授かったしめ縄は高橋町が管理されており、15日の早朝に麩屋町通に建てた齋竹に、17日の朝にしめ縄を執り付けるそうです。
同じ高橋町にあるホテル日航プリンセス京都の5階宴会場で齋竹参拝ができるとのことだったので、お参りしてきました。

翌日執り付けられる令和5年のしめ縄


参拝したら八坂神社の神紋の入った素焼きの盃でお神酒をいただけました。

ホテルのすぐ近くの豊園学区では豊園泉正寺榊が建てられていました。
前日に山の形式に準備されており、16日に八坂神社の神職の方がいらっしゃって神事が行われたそうです。

初めて見る特殊な形式の御幣

「榊」は神の「よりしろ」として榊台を立てここに神をお迎えし、祇園祭の宵宮に祭壇を飾り祀ります。
神幸祭の夕刻には八坂神社より渡御する神輿・中御座の神霊と合一し、氏子地域内の平安と安泰を祈る神輿の巡行に供奉しております。かつては、神輿三基(東御座・中御座・西御座)各々に榊があったが、現存するのは泉正寺町に伝わる一基のみとなり、豊園泉正寺榊奉賛会の人々の奉仕により、この貴重な店頭行事を受け継いでいます。

豊園泉正寺榊奉賛会

7月17日の神幸祭では、宮本組神宝奉持列と豊園泉正寺榊行列がお神輿に伴って巡行されるそうです。

豊園泉正寺榊奉賛会でも交通安全、家内安全の粽を販売されていました。粽はすべて八坂神社でお祓いを受けられています。


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