見出し画像

【子育て】「抱っこしてー!」を楽しく却下する方法(成功率7割くらい?)

例えば、幼稚園や保育園の帰り道。
例えば、電車やバスでお出かけした駅からの帰り道。

1日動き回って疲れた子どもは、たいてい「抱っこしてー」と言いますね。
親だって疲れていますから、「勘弁して」というのが本音です。

まだ10キロを超えたくらいの乳児ならともかく、3歳児や4歳児ともなると、ずっしり感が半端ない。
そういった帰り道はたいてい荷物も多いし、腕は2本しかついていないのだから、「抱っこはもー絶対に無理!」なこともしょっちゅうだと思います。

だけど、「抱っこできない、歩いて」と子どもに言おうものなら、ギャーギャー泣き出したりする。泣きたいのはこっちです。

そんな時、いつも私は
「よーし、マンホールゲームしよう!」と持ち掛けます。
ルールは簡単。道にあるマンホールをどんどん踏みながら、カウントしていくだけです。
我が家の場合、駅から自宅までは住宅地ですから、よくよく地面を見るとマンホールだらけなんです。とても踏みがいがあります。
なので、「マンホールゲームしよう」と声がけすると、子どもは「よーし!」と走り出します。
「ひとーつ!ーーーーふたーつ!ーーーーー・・・みっつよっついつつ!(←3個のマンホールが集中していた)」
あっという間に先を行ってしまうので、嬉しいやら困るやら。ですが、このように子どもを「乗せる」ことができたら、大成功。
親は抱っこをすることなく、子どもはニコニコ顔で、とても平和に帰宅できます。

もちろん、「え〜?」と怪訝そうな顔をする場合もあります。
そういう時は、お母さんやお父さんが自ら走り出して、「ひとーつ!ーーー」とマンホールをカウントしてください。ポイントは「楽しそうに」すること。
私の場合、あまりのマンホールの数にいつもなぜだか笑えてしまい、自然と楽しそうになっているようです。子どもがついて来ることがほとんどです。

それでも「歩きたくない、抱っこして」という場合は、仕方がありません。一度こちらが折れて、抱っこしてあげましょう。
イヤイヤな態度はいけません。作り笑いでもいいから、にこやかに抱っこしましょう。
そして、子どもを抱いたまま、「楽しく」マンホール探しをするのです。
「一つ目、見つけた。はい、二つ目。3つ目は、、、あ、いっぱいあるけど、どれがいい?」
うまく行くと、「僕が踏む!」と言って、親の腕からスルリと抜けていきます。しめしめ。

ポイントは、とにかく「楽しそうに」することです。
お子さんの走るスピードをきちんと把握しておいて、咄嗟のダッシュにも対応できるようにすることも大切です。
不慣れな道では危険です。
車や自転車などにも要注意です。

マンホールがない場合でも、例えばタイル敷の道路なら「赤いタイルだけ踏んでいこう」なんていうのもありだと思います。

道の行き先にあるものを、一緒に探しながら進んでいく。

あ、これって、子育て全般に言えることかも。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?