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やりがいのある大変な仕事か、やりがいはない簡単な仕事か【フリーランス】

世の中にはこの2種類の仕事しかない。
そう教えてくれたのは、大学時代サークルの指導に来てくれていた社会人の先輩。

このことは、フリーランスになって仕事を選べるようになった今、「本当にそうだなぁ」と感じています。

業務委託のFPとして活動する今、日々仕事を選ぶ難しさについて書いていこうと思います。同じように会社員として組織に属さず、フリーランスでお仕事をしている人に読んでいただけましたら嬉しいです。


やりがいのある大変な仕事を選びたい

会社員のときには、基本的には「やりがいのある大変な仕事を選びたい」と思っていました。与えられる仕事を都度選ぶことはできませんでしたが、入社4年目で「転勤あり職種への職種転換」をしたとき、念頭に合ったのはこの基準でした。

やりがいのある大変な仕事のメリットは、その仕事を通して自分が成長できるということです。

基本的にはその時点の自分の力が及ばない仕事を選ぶことになるので、最初は「できない」仕事に取り組んでいくうちに強制的に「できる」まで引き上げられる。仕事によって成長できるなと感じるのはこういった仕事の方です。

業務委託のFPとして働く今も、基本的にはこの「やりがいのある大変な仕事を選びたい」という思いは強くあります。
特に駆け出しの今は、知らない・未経験のことだらけ。とにかくやったことがない仕事に挑戦して成長したい。そう思って焦るくらいです。

一方、在宅フリーランスという働き方をしている今、会社員のときにはほとんど感じなかった「やりがいのある大変な仕事を選ぶデメリット」も感じています。

やりがいのある大変な仕事を選ぶデメリット

デメリットは、体調を崩す。これに尽きます。

多くの在宅フリーランスの共通の感覚だと思いますが、放っておくと仕事と私生活の境目が極めて曖昧になってしまいます。

特に私のように子育てをしながら在宅で働いているような場合、日中に時間が取れなければ、夜仕事をすることになります。
やりがいのある大変な仕事を請け負っている最中は、精神的にも仕事にコミットしたいという思いが強く、多少睡眠を削っても頑張ろうという判断になりがちです。

1日2日は無理が効いてもこれが1週間も続くとあっという間に様子がおかしくなってきます。実際、仕事をするようになってから以前には考えられないくらい風邪を引きやすくなりました。それも大抵、「踏ん張った」あとに体調を崩す。

そこで最近は敢えて「やりがいはない簡単な仕事を選ぶ」ということも大切なのではと考えています。

やりがいはない簡単な仕事を選ぶメリット

「やりがいはない簡単な仕事」というと語弊があるかもしれません。今の私にとっては、締め切りがないタイプの案件であったり、時間は要するが仕事を完了するまでのステップが見通せる「精神的負荷が比較的少ない仕事」がこれにあたります。

メリットは何より精神的に安定すること。追い立てられる感覚がなく、日々自分で立てた目標とする部分までマイペースに進めてタスクを完了していくことができます。

「やりがいのある大変な仕事」を請け負っている最中は、その案件への不安から「仕事をしていない自分を許せない」みたいに追い込んでしまいがちですが、そのような強迫観念がないだけで、平和に過ごせます。

一方、単調であったり、締め切りがないためだらけてしまったり、自分ができる範囲のことしか取り組まないため成長を感じにくいというデメリットもあります。

結局はバランスなのかな、という結論に落ち着いています。

結局は3:7くらいのバランスがベストか?

やりがいのある大変な仕事:やりがいはない簡単な仕事=3:7くらいがベストか?というのが現時点での感覚です。

これを書いている今、どちらかというと追い立てられている感覚があるので、願望も含まれているかもしれません(笑)
子どもたちが二人とも小学生になってもう少し時間を仕事に振り分けられるようになったら、割合を引き上げてもよいのかなぁとも思います。

また業務委託といえど、仕事をいただく会社とは密に連携をしているため、「断ってよいのかなぁ」と思うこともあります。(これもまたフリーランスのあるあるなのかと)

もちろん誠意を尽くすというのは前提ですが、フリーランスの最大のメリットは「仕事を選べる」ということ。まだまだ駆け出しだしな……と思いながらも「選択権はこちらにある」ということは忘れてはいけないと思っています。

まとめ

やりがいのある大変な仕事とやりがいはない簡単な仕事についてまとめてみました。
まだまだ慣れないフリーランスの働き方。ほどよいバランスのアドバイスなどありましたら是非コメントくださいね。

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