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ブランク7年の主婦がフリーランスを目指したきっかけ

「お母さんも働いて家計を助けてほしい」
きっかけは、夫のこのセリフでした。

この記事では、転勤族の妻として7年間も専業主婦をしていた私が、フリーランス(業務委託)のFPとして活動することになったときの話を振り返ります。

同じように一歩を踏み出そうとする人のお役に立てたら幸いです。

夫のセリフ、その背景

我が家の夫は転勤族。結婚する前から、私が当時の会社に勤めたままキャリアを積むのは難しそうだとわかっていました。

結婚のときにはすでに海外赴任の話も出ていたので、私は結婚を機に退職。幸いすぐに妊娠し、妊娠中には米国駐在の話が決まりました。
自分の仕事のことは一旦わきにおいて駐在生活も始まり、合わせて7年間の主婦期間を過ごしました。

「お母さんも働いて家計を助けてほしい」
先ほどのこのセリフ。その背景あったのは、本帰国後に購入した家の存在です。

ウッドショックで住宅価格の高騰が始まっていた2022年6月。我が家は都内に戸建てを購入しました。
今後転勤があっても貸せるように。何かあったら売れるように。
資産性をよく検討して選んだ家ですが、住宅ローンは大黒柱として働く夫の肩に重くのしかかった様子。

不動産屋さんのFPに作ってもらったライフプランで、「ギリギリなんとかなる」という見通しは立っていたものの、家計にもっと余裕を持たせ、少しでもローンのプレッシャーを小さくしたいと思ったのか、先ほどのセリフが出てきたようです。

タイミング的に子どもたちも手が離れてきた時期であったこともあり、私も何かやってみようと思うようになりました。

資格取得、そしてフリーランスに

転勤族でも仕事を続けるためには資格を取って手に職をつけたい。そう思って1級FP技能士の勉強を始めました。資格を取った経緯について詳しくこの記事に書いています。

今回は資格取得の少し先、フリーランスのFPとして活動を始めるまでのところに触れようと思います。

2023年9月。はれて資格取得の見込みが立ち、いよいよ具体的な働き方を考える局面にいました。今後の働き方を決めるにあたって考えたポイントは以下の通りです。

・引き続き転勤族なので出社を要する働き方は続けていくのが難しい。
・子どもを幼稚園から保育園に変更させるのは、子どもが幼稚園生活に慣れてしまったのをみると、これも現実的ではない。幼稚園では預かり保育のない夏休み期間があるため、時給制で働くのも難しい。
・金融商品を販売しないFPとして、相談業を中心にやっていきたい。

以上のような条件で導き出されたのは、自分でやっていくしかないということ。
大手の転職エンジンを検索した結果、上記のポイント全てを満たす求人は見つかりませんでした。

この「自分でやっていくしかない」と決めたときの焦燥感は、きっと同じ道を通った人なら想像していただけると思います。

自分でやるっていっても、7年間も主婦をしていた自分に何ができるのか。
一体何から手をつければいいのか。
開業届?屋号?確定申告?
はたまた名刺はどうする?ホームページを自分で作るのか?SNSなんてどれからやる?

「自分でやっていくしかない」。そう決めた日から、小心者の私は眠れなくなりました。笑
寝ずに考えた結果、まずはnoteを始めて、クラウドソーシングで金融系の執筆案件を取ることを目指していこうという結論に。

所属会社との出会い

そんななか。他のFPの方はnoteにどんな記事を書いているんだろう。そう思いながら検索したところ、とんでもない記事を発見。私が見つけたのは、こちらのnote。

これは私のためにある求人だ!と確信し、ものの10分位で応募。
はれてFPサテライト株式会社所属ファイナンシャルプランナーとして活動させてもらえることになりました。
(最新の求人情報はHPでご確認ください)

FPに限らず、起業界隈でよくあるのが、始めの一歩にお金がかかるという現象。
資格取得後その先の一歩を踏み出すためのサポート(研修や講座)はあるが、どれも数十万単位のお金がかかる。

どこかの講座を受講するしかないと思っていた矢先に見つけたこの求人。そこには、無償で研修を受けさせてくれる上に、未経験の私に案件を振ってくれるという信じられないようなことが書いてありました。

働き方としては、業務委託です。FPの仕事は所属会社を経由してのみ受けることが条件になっているため、フリーランスと会社員の間のような働き方をしています。もちろん棚卸した働き方の条件をすべてクリアしていて、本当にありがたいことです。

まとめ

今回は7年間も主婦をしていて仕事にブランクのあった私が、所属会社と業務委託契約を結びFPとして働くことになるまでをまとめました。

きっかけはライフプランを見た夫のひとことでしたが、ブランクから仕事を再開する機会をもらえて会社には感謝が尽きません。

新しいことを始めるには、とってもエネルギーがかかりますが、何かを始めようとするどなたかのお役に立てましたら幸いです。

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