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装画 『彼女が私を惑わせる』(双葉社)

装画  2021 『彼女が私を惑わせる』こかじ さら(双葉社)

2021年10月発売された文庫本『彼女が私を惑わせる』の装画を描かせていただきました。

一度読むと先が気になり一気読みしたくなるミステリーです。とくに女性にオススメしたい一冊。

一生懸命頑張っているとなりでスルッと成功しちゃう彼女。いったいなぜ?妬んでも仕方がないのに、心のざわつきを抑えられない...
ざわつくまわりの女性たち、そして主人公さわこの目線で描かれた短編集です。

装画の女性は、主人公のさわこ。
おっとりした普通の主婦が突然料理研究家に!突然富と名声を手にまわりの女性をざわつかせる。

そんなさわこの実はしたたかな内面を表現しました。
ぜひ書店でお手にとってみてください。


<あとがき>

著者のこかじさんとは10年くらい前に知り合いました。
当時私は横浜などで絵の個展を開催していました。展示にこかじさんが来てくださるようになり、それをきっかけに親交が深まりました。

なかなかお会いできなくなってからも、年賀状やSNSのやり取りが続き、「いつか私の小説の表紙を描いてね」と言ってくださっていました。

2021年に本当にそれを実現できるとは、当時は思っていませんでした。
絵を続けていて本当に良かったと思った出来事です。

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