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秘書はどこで誰に学ぶ?
こんにちは。日本秘書大学の髙木明子です。
今日は、秘書はどこで誰に学ぶのがよいのか、についてお話をしようと思います。
業務における悩みと不安
私は長い秘書キャリアを通じて培った体験価値や、業務ノウハウ、マインドセットについて、企業様や団体様に向けてお話をさせていただく機会が多くあります。私の経験を現役の秘書様方に共有させてたいただくことが少しでもお役に立つのであればと思い、ご依頼をいただいた際は積極的にお引き受けしています。
講演内容は、会の趣旨によって主催者様と相談の上で決めていますが、注目度の高いテーマは、「コミュニケーション力」と「対応力」です。つい先日も、ある日系大手企業様にてこのテーマで秘書様向けのセミナーに登壇してきました。そこでもやはり多くの秘書様方が悩みと不安を抱えていらっしゃいました。
誰にも聞けない
私もかつてそうでしたが、社長付きや役員付きなど、個人に付く秘書としてお仕事をする場合、上司を様々な角度からサポートしていくわけですが、その中で発生する業務の多くは、チームや組織で対応にあたるというよりも、個人で迅速かつ適切に対応する必要があるものが多かったように思います。そしてそれらは常に、上司およびステークホルダーとのコミュニケーションと、状況を踏まえた判断に基づく対応力が求められていました。
「正解」が分かりづらい中で、より良い結果を目指して対応にあたるわけですが、こういった場合の指導やアドバイスを仰ぐ場は、秘書職の方は他の職種に比べて少ない気がしています。特に社長や役員などのトップ経営者をサポートする秘書にとっては、似た状況で業務にあたる同僚が社内に(ほぼ)いないため、自力で解決方法を模索することになります。これが毎回「このやり方で本当に合っているのかなぁ?」と心配なわけです。
これは大きな組織においてもベンチャー企業においても、またはスタートアップなど少人数の職場においても、同様だと思います。
仲間と共に
問題解決の“公式”というものは多くの秘書業務において存在しませんが、少しでもその状況判断力を高め、迅速に質の高い解決を図るためには、経験豊かな先輩秘書さんや外部の方々とのコミュニケーションの機会をより多く持つことが近道であると私は考えています。実際、私は他社の秘書さんや他業種の方々と積極的に関り交流をさせていただいたことで、多くを学び、今日に至っています。
私は自らの経験からも、秘書は会社の外で、組織や会社の枠を超えて同じような目線を持つ秘書さん達と広く関わり、情報交換をしながら共に学ぶことを推奨したいと思っています。
秘書の会
日本秘書大学では「秘書の会」というコミュニティを運営しています。下記写真のように、秘書さん同士が集い交流ができる場を定期的に設けておりますので、ご興味のある方は日本秘書大学のインスタをご覧いただければと思います。秘書の会にご登録いただくとイベントのお知らせ等、その他情報が受け取れます。
日本秘書大学 インスタグラム:
https://www.instagram.com/japan_hisho_academy/
秘書の会へのご登録(無料)はこちら:
https://system.faymermail.com/forms/2250
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