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『読まれたいひとりごと』#1 願い事がある幸せ

神社に行っても、七夕を迎えても、願い事が何も浮かばない時期があった。心が満たされていたのではなく、自分が何をしたら幸せなのかがわからなくなってしまっていた。そんな私が今週は神社に行ってお願いをした。

その結果なのか、願いを叶える為の過程なのか、今日読んだnoteがきっかけで自分が文章を書く目的がやっと明確になった。文章を書くのは何年も前から好きで、SNSでも経営者や起業家の投稿をよく見ていたせいか「書くなら仕事や収入にしなければならない」と思い込んでいた。だけど、それが私の夢ならとっくに出版社に企画書を持ち込んだり、コンテストに応募しているはずなのだ。特別な目的や夢なんて無くて、日常で話すほどでもないような事を文章にして、ただの日記が作品になってしまうような人たちのようになりたいだけだと思っていた。もちろん、多くの人からスキをもらって、SNSでシェアされたり、書籍化されるのにだって憧れはある。でも、それよりも「身近な人に堂々と見せられる文章を書きたい」これが本当の目的だと気が付いた。

最近の私はよく喋る。仕事の不満もプライベートの悩みもどんどん語ってしまうので、気が付けば一人で抱えている事なんて無くなってしまった。今、誰にも知られていないのはこうしてnoteに投稿している事くらいかも知れない。コロナ渦以前にはもっと暗いブログを書いていたけれど、似たような悩みを抱えている人たちとオフ会で交流したりして、SNSの私とリアルな私の両方を知る人もたくさんいて、文章でお互いを知っている安心感があった。そして時々、褒めて貰えるのが嬉しかった。この活動を仕事にしなくても、収入に繋がらなくても良いけれど、誰かには褒められたい。そして、もう少し丁寧に話が出来るようになりたい。文章を書いていても、読む人にとって何が必要で何が不必要なのかがわからなくなる時がある。「話すための練習だから許してね、だけど誰かに読んで欲しいんだよ」という気持ちを込めてこの新しいマガジンのタイトルを『読まれたいひとりごと』にした。ちょっと逃げ腰な感じがするものの、私は「〇〇すべき!」という文章はあまり書きたくなくて、一人で勝手に語っているようなこの感じが一番好きなのだ。

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