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あきこさん、子育てにのめり込みすぎない方法を考える

明けましておめでとうございます。
みなさまはどんなお正月を過ごされましたか?


我が家のお正月は、5歳の娘が年末に自転車に乗れるようになったので、近所の色々な公園に自転車でお出掛けしているだけであっという間に終わりました。私の心象的にも今年は、気持ち良く晴れ渡る、楽しいお正月でした。

一年前は母子分離不安の真っ只中で、文字通り「どこにも行けない」お正月だったので、今年は近所のスーパーに出掛けたり、公園に行ったりするだけでも少し大袈裟に「ありがたや〜」と感じていたように思います。

余談ですが、冬にはねずみ色の空が続く雪国育ちの私は、東京のお正月が何度経験しても大好きです。空は青く、静かで穏やか。それだけで、「ありがたや〜」と感じてしまいます。(既にアラフォーのあきこさん、進学で上京してから東京での生活の方が長いはずですが、それでもまだ心の中に、「故郷は雪で大変な中、自分だけ "ずるい"という一抹の罪悪感もあるから不思議です。)


のんびりしたお正月を過ごしながら、自分自身のこれからのことについても考える時間を持てました。仕事を離れてから、一年半かけて、特徴のある子供との日常生活はなんとなく整い、子供なりの成長を感じながらゆっくりした時間を過ごすための技術や在り方ようなものは身についてきた感じがあります。年末年始にも、noteを見てくれた昔からの友人達から「子供と向き合っていて偉い!」という趣旨の労いを沢山いただき、温かく、嬉しい気持ちになりました^^ (本当にありがとうございます!)


一方で、それらの励ましに対して「私だって、向き合いたくて向き合っているわけじゃないのよ〜涙!」という気持ちも湧いてきてしまい、あきこさん、相変わらず面倒くさいです。


私だって、過去の自分自身がそうしていたように、定型発達の子供を育てている多くの共働きお母さんたちのように、自分の母親(小学校教諭をしながら3人の子供を育てました)もそうしてきたように、子育てを外部に適切にアウトソースしながら、仕事も子育ても向き合いすぎず、適度に向き合って、仕事と子育て両方の "良いところ採り" をしながら逃げ切りたかった!と思うことがあります。

(ついでに言うと、苦手分野の「お金」とも向き合わずに逃げ切るために、共働きを続けたかった!)仕事から離れて最初の半年はこの思考にほとんど支配されていたように思います。


この1年ほどで、色々なサポートを受けながら、上述のような気持ちに折り合いを付けてきました。当初は想像もできなかった、子供なりの成長を感じられるようになったり、向き合ってみて初めて気づく子育ての喜びや、これまで気づかなかった「おもしろみ」も発見し始めたことろです。

何事もそうかもしれませんが、この「おもしろみ」を発見すると、「もっとやりたい!」「もっとこの分野のキラリと光る部分を見てみたい!」という気持ちも湧いてきます。でも、一方で「やり過ぎ」や「一つだけ」は苦しい。


色々と面白がって、ついついのめり込んでしまうのは、あきこさんの癖でもあります。「おもしろきこともなき世をおもしろく」の精神やポリアンナ少女に負けない前向きさは、時に危険であることを20代の頃の仕事を通して学んでいるはずです。(ちなみに、「ポリアンナ少女物語」・「少女パレアナ」は実際に私の幼少時代の愛読書でした。危ないですね。)

「おもしろがり屋/ のめりこみ族」のあきこさん、これまでの40年弱の人生を振り返っても、一つのことにのめり込み過ぎると、苦しくなって、息切れしてしまいます。子育ては独特のおもしろみがあるけれど、相手(=子供)のあることなので、子供の立場からしてものめり込み過ぎられると迷惑だと思うし、何より、私自身、頑張り過ぎずに楽しめる程度の強度で長距離走でいきたい。やっぱり、分散先が必要。


更に欲を言うと、分散先の活動を通してパンも得たい。というか、得る必要がある。現実的な問題として、恐らく75歳位まで働かなければならないとすると、あと35年以上もある(なんと!)


実際にパンを得られるまでに時間はかかるとしても、この際、自分が嫌じゃなく、興味を持ち続けていける分野の勉強をして、子供の自立に合わせて啓発的経験(バイトやボランティア含む)を積み、50歳位から25年間パンを稼ぐのも良いのでは?と思うに至ったのが、半年ほど前です。

(具体的な事柄の記述が無く、ストレスを感じる文章かもしれませんが、今のところ英語教育、特別支援教育、EdTech分野を深めていきたいなと思っています。そして将来的には一度は諦めてしまった修士の学位が取れたらいいな、とも。欲張りですね。深めていく過程も、追い追いこちらにも記載していけたらと考えています。)

実際に実現するかどうかも今はまだ分かりませんが、一度は子育てに振り切って集中していたエネルギーを、自分自身のことにも分散し、自分も家族も大切にしていく方法を模索していきたいと感じている今日このごろです。







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