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「困ってます」を伝える難しさ

 ここしばらく娘の調子が良く、子供の成長の喜びを感じながら、なんとなく「ぽわん」とした気持ちで過ごせていたのですが、今週は久しぶりに「ずーん」とした気持ちになるしんどい場面もありました。
 
 私は家族や心理士など発達の専門家以外の人(多くは定型発達の子供を育てる同世代の人々)に自分の育児における困り感を上手く伝えることができないな、と感じることが多くあります。子供都合でせっかくのお誘いを断らなければならない時など、口頭15秒もしくはLineのチャット2-3行くらいで説明ができれば良いのだけど、できない。。。(でも全くお誘いされなくなるのも悲しい。←めんどくさい!)なので、少しずつ専門家以外にも状況を上手に伝えられるようになるための練習として、困っていることについても記録してみようと思いました。

 娘は、約一年半前の激しい行き渋りから、完全不登校(不登園というのか?)と母子分離不安で身動きが取れなかった時期を経験しました。今は調子が良ければ週3-4日、午前中を保育園で過ごしています。帰ってきた後はお家でのんびりしながら保育園での楽しかったことや困ったことを一緒に振り返ったり、(療育先にも相談し、調子の良い時は、その日起こったことを題材に困りごとの対処法を一緒に考えたり、相手の気持ちを考える練習をしたり、SST的なことをゆるく取り入れています)、お絵かきや工作をしたり(2時間くらいかけて粘土で「ナウシカ」の王蟲や「千と千尋」の顔無しを沢山作ったりしています 笑)、エネルギーが余っている時は公園で思い切り遊んだりしています。私も体調の良い時ばかりではないし、正直、午後が長い。。。でも、今の娘にはお家でのゆっくりした時間が必要で、色々探してもみたけれど、今のところは外注が難しいので、辛い時は娘にも協力を仰ぎながら(例えば疲れた時は、30分間の"リラックスタイム"を持ち、娘は好きなYouTubeを見て、私はお昼寝するなど)何とかやっている状況です。

 いつ来るか分からない娘の激しい癇癪に怯えながら、近所への外出もままならなかった一年前と比較すると、日常生活が落ち着いて、少しずつでも社会経験が積めている今を奇跡のように感じます。一方で、調子の波により、頑張って登園しても午前中のうちにパニックを起こしてしまい、お迎えコールが来ることもままあるので、私の就労は難しく、約束ごとも夫や実家の母の協力が無ければ中々難しい状況です。娘の様子を見ていても、「今」が一番サポートが必要な時期で、これがずっと続く訳ではないと頭では分かっているつもりだし、私自身今は就労できなくても、別の意味のある大切なことをしている自負もあるのですが、調子の悪い時が続くと未来がグレーがかって見えてしまうこともあります。

 今は療育先での面談だけでなく、自分自身も通院してマイルドな漢方を処方してもらったり、子育てや、家族も自分も大切にする方法についてカウンセリング(私は近所の大学の臨床心理センターにかかっているのですが、頼もしい存在で、困る前から頼ればよかった!と思う位なので、別の機会に書きたいと思います)を受けたりと、サポートを受けています。そろそろ、もう少し世界を広げて、同じような特別なニーズを持つ子供の子育てをしている先輩方や同世代の人たちと繋がりたいな、と感じている今日このごろです。

  困っている状況をここに書いてみて。。。「困っていること」を他の人に伝えるのは、別に、私がちょっと変わった子育てをしているからという訳ではなく、どんなことでも、誰にとっても難しいことなのかな、と感じました。そのために、色んな専門家の方々がいて、私達は、その専門家を頼りにしても良いのかな、とも思いました。私が今主にお世話になっているのは、心理士、医師、保健師、保育士の方々がメインだけど、他にもソーシャルワーカーさん、FPさんあたりにも機会を見つけて相談してみようかな、と思いました。自分や家族の未来についても色々考えることはあるのですが、それについてはもう少し調子の良い時に記録していこうと思います^^

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