イギリスの朝食
昔からイギリスは不味いというコメントをよく聞く。確かに以前は悪評高きイギリス食事事情だったと思う。私は英国車好きのパートナーに連れられて年に2回くらい訪れるけれど、下調べ無しでふらっと立ち寄るレストランは、正直どこもイマイチだった。それでも朝食だけは常に美味しいと、それも昔から言われていることだ。
今またイギリスに来ているけれど、やっぱり朝食は最高。私の住むアメリカと違い、卵はちゃんと半熟だし、何よりクロワッサンやペストリーなど、そしてコーヒー紅茶がとても美味しい。
イギリス人は朝、ポーチドエッグやカナディアンベーコンなどの定番の他にベイクドビーンズを食べる。これはインゲン豆をトマトソースで煮込んだものだが、薄っすら甘い。そして焼きトマト、マッシュルームやほうれん草。栄養のバランスも良くて、とってもヘルシー。
私にとって旅行の醍醐味はプロに作って貰う上げ膳据え膳の朝食。日常生活で、時おり週末にブランチを食べに行く以外で誰かに朝食を作って貰う機会はほぼ無い。ルーティンの料理をして、夫や子供を送り出したり、時間節約でスタバやファストフードで済ませる人もいるし、朝は何かと慌ただしい。朝一番に美味しい朝食をゆっくり寛いで味わえるって、最高に幸せだと思いませんか?
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