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娘に仕事の悩みを相談してみた

昨日、娘(6歳)と二人でベッドに入ってからおしゃべりをしていて、ふとママの悩みを娘に相談するという流れになった。他に話題がなかったのでたまたまなんとなく話してみた、という流れだったのだけど、娘の回答が素敵だったので記録に残しておく。

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私「お仕事で、ちょっと頑張ろうかなって思ってることがあるんだー。でもうまくできるかどうかが分からなくて不安なんだ。こんなとき○○ならどうする?○○ちゃんは、いま跳び箱の練習をしてるけど、4段はムリー、こわいーって思ったりしない?」

娘「そういうとき、あたしは『○○はぜったいできる!』って思いながらがんばるんだー」

私「うまくできるかどうかわかんないときでも、『できる』って思うの?」

娘「うん。『できるかどうか分からない』じゃなくて、『できる!!』って思うと、うまくできる」

私「そうなんだ。なるほどね。でも、もしママがお仕事をがんばったら忙しくなっちゃって、○○ちゃんが遊んでっていっても『今はムリ』って言わなくちゃいけないことが増えるかもしれないよ。そうなったら○○ちゃんがさみしくない?」

娘「うーーん、そしたら、○○がママのお仕事を手伝えばいいんじゃない?」

私「たしかに!仕事を手伝ってもらったら、一緒にいられるね。そっかー。じゃあママがんばろうかなー。ところで、○○がチアダンス(始めたばかりのお稽古)の発表会に出るかどうかって聞かれてるけど、どうする?」

娘「えー、恥ずかしいなー。やだなー。」

私「やりたくないの?やりたくないなら断ってもいいよ」

娘「やりたいけどー。でも、うまくできるかどうかが分からないから・・・」

私「そういうときは、『○○はぜったいできる!』って思いながらがんばればいいんじゃないの?」

娘「そっか。そうだった。じゃあがんばってみる!」

私「おっけー。じゃあ○○は発表会がんばれ。ママはお仕事がんばってみるね」

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6歳児が、効力感の高め方を経験的に知っていることにまず驚きました。そして娘のアドバイスの的確さにも驚いた。さらに、そこまでわかっておきながら、自分のこと(発表会)になるとまた不安になるという人の心理の面白さも知った。6歳に言っても分からないかなと思ったけど、むしろこどものほうがシンプルに本質を見抜いてる。また迷ったら娘に相談しよ、と思いました。

そして、こういうことを言ってくれる人の存在が、どれほど励みになるかも実感したよ。人の可能性というものは、能力もあるけど、最後は「周りの人」が広げるのかもしれない。ありがとう娘。今朝も朝からケンカしたけど、こういう瞬間があったことを記憶に留めておくよ!


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