てきとう投稿


新年のご挨拶

まだ、ご挨拶していない気がします。あけましておめでとうございます。読んでくださってありがとうございます。これからもよろしくお願い申し上げます。

今のフィンランド

「距離をとるように、マスクをするように、手を洗うように」という放送が、新年に入って増えてきたような気がします。外国ほど、羅漢者はいないのではないか、と思うのですが、なんというのか、本当に、慎重な国なのだと思います。スーパーでは入り口に消毒液のボトルが3本も並んでいたり、パンやサラダコーナーに、また別においてあったりします。フランスでは、スーパーのどこを探してもボトルのないことも。あっても、から。自分のを使うようにしていました。

次の月曜から授業は再開されます。

しかしクリスマス休暇が始まる前には、

「すべてオンラインを続行」

が宣言されていました。( ;∀;) でも、

対面音楽レッスンは可能

となりました。学生が声をあげたからか、学部長が話し合いに持ち込んでくれたからか。そういったやりとりは、公開メールで。喧嘩腰な印象は全くありませんでした。対面レッスンが可能であれば、音楽レッスンを追求するコースは、安心できます。

雪が降る

あなたは来ない・・・というシャンソンは、フィンランド語でも歌われていました。さたーるんたー、が、るるる、の部分に来ます。フィンランド語になったシャンソンは結構多いので、楽しくなります。余裕ができたら歌ってみたくなりました。「懐かしの大通り」というラジオ番組を、気が向くとかけています。本当に、古い曲がどっさり紹介されます。英語、スエーデン語、ドイツ語、フランス語・・・フランス語のままよく流されるのは、ジャック・ブレルが多いな、と思うこともあります。毎日にぎやかなフランスでは、ラジオを聞こうと思う余裕なんてありませんでした。でもシャンソンを改めて聞くと、いい曲だなあ、なんて、学べることもたくさんあります。

クリスマス休暇とコロナのおかげで、じっくり家で自分とむきあったり、時間の使い方を考えたりすることができたように思えます。特に

整理整頓

しました。紙が散らばっていて、どこに何があるのかわからないことが、しょっちゅうあります。今も、「見つからない理由がない」そして「おちつけ!」と自分に言い聞かせ、探し物をします。また

時間の使い方について

も落ち着いて考えるようにしています。出かける予定の時間の1時間前には用意を整える。一時間前です。私は手が普通の人のように使えなくて、要は動作が遅いのです。それに加えて、これを着ようかあれにしようか、と迷い始めると、あっという間に15分たち、慌てて出かけることになります。

小学生かっ。

小学生の頃、お絵かき教室に通っていた私は、いつもお片づけをして帰る支度をするのが、最後でした。親によく怒られましたが、もう一人のことおしゃべりしながらパレットを洗っていたことも覚えています。私一人のせいじゃない。

しかし現在は、ともかくさっと動くことができません。年のせいもあるかもしれませんが、発病時のことを思えば、ずっとましなんです。これでも。

学校はバスか歩きで30分ほど。雪の中を歩くのには、今までの3倍くらい見ておく方がいい。本格的に寒くなると、着込む量も増えますから、順番を間違えないよう着ていきます。まるで幼稚園児です。

昨年は、最後の宿題を、締め切りより前に出すことができました。しかしその前は苦しかった。授業内容になじめず、しかも最初は英語グループに入れられてしまい、そのためにパニック。オンラインで「じゃこれ読んであとで話し合いして」と言われると、無理があります。そんなすぐに読めない!でも、よく考えたら、ずっと授業内容のサイトに上がっていた!

オンラインに移行し、学校へ入るのが一切禁止になったころ、やっとパソコンを買いました。コピー機も買いました。コピーは学校で有料でお値打ちにできます。インクは向こう持ち、故障も恐れなくてよい。しかし学校へ入れない。それがきっかけで、常に講義の直前には、資料を全部プリントアウトするようになりました。講義は、資料を見せながらということが多くても、紙の方が目が楽ですし、昭和生まれにはペンでチェックというのが、手にあっているのです。

それ以来、ずいぶん家でプリントアウトするようになりました。紙代にインク代、考え始めたらきりがない。一番大大切なのは、体が楽なことですから。

雪の中を歩くとき、

転ばないように注意を払います。雪がどんどん降ってきたら、小石もたくさんばらまかれ、道が凍ったとしても、ある程度はざらざら面で引っかかる仕組みになっています。。

私は新雪を踏んで歩くのが好きです。キックキック、という音をつけたのは誰だったか・・・近くの公園へわざわざ雪を踏みに行く。犬の足跡のそばに、足跡をつけていきます。除雪車が来ちゃったりすると「あー」と言いつつ、必要なんだから!と自分に言い聞かせます。除雪車は人通りの多いところのみで、もと芝生や土の所には入りませんから、やっぱりキックキックク歩きます。

零下なのだから、いったん凍った道は、ずっと凍っているのが普通です。そのあと雪がつもると、うわべだけが新雪。その上を急いで歩くと、もしかしたら、凍った地面の方をつるっといってしまうかもしれないのです。(一度転びました)

雪が続き、零下が続く日々が、今年はやっと来ました。いや、この冬は、やっと。昨年は全然ダメで、湖の氷すら張らなかったのです。おおきなおおきな白樺の木は、はだかの枝に雪がはりついて、上空では白くなっています。晴天があれば、キラキラとかがやきます。

雪の日については、また改めて書きたいと思います。今回は、なんということもないおしゃべりでした。

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