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初めての感動の涙。

今日は息子の体操の習い事の日でした。

息子が通っている体操教室は、トランポリンをしたり、跳び箱をしたりするような所ではありません。

遊びを取り入れたりしながら、投げる、蹴る、走る、そういったところを徐々に伸ばしてくれるところです。

体操に通った理由が、動き回って体力有り余って仕方がない!なのとは正反対の、ちょっと運動..オンチ気味なので体力つける面でも通わせようかなと思ったことが理由でした。

そのため、できる子はどんどんレベルアップして難しい技に挑戦!みたいな教室はやめて、どんなに下手くそでも褒めて育ててくれる教室を選びました。

二つ見学に行って、本人も私も納得した方を選びましたが、先生たちも本当に優しく、LINEもマメにしてくれるため、運動するのを嫌がることなく通ってくれています。
その子に合ったものを選ぶというのは大切だなと感じている所です。

そして今日は、走る練習をしていました。
懸命に走ったところ、勢いよく転んでしまい、先生も駆け寄ってくれましたが、その後、とぼとぼしていたので、こちらに来るよう呼びかけると、少し涙ぐんでいました。

もう、こころがつぶれたよ

と言って涙を拭く息子。

そんな言葉どこで覚えたん笑?

そっか、こころが潰れたかって励まして、少し休憩させて、最後一回走るのに戻ってもらいました。

最後のカリキュラムで、リレーがあり、二つのチームに分かれて2回走りました。

はじめ走った後、今度は先生も加わって同じチームで2回戦を走りました。

その際に、先生とみんなで手を合わせて、えいえいおー!で掛け声をかけて、テンション上げて2回戦を迎えました。

息子は先生にバトンを渡す役を終え、アンカーも走り切って、2回とも息子のチームが勝ちました。

負けたチームも、アンカーが先生で、とてもとても速い走りを見せてくれました。

その後、先生より「今日はたくさん走って疲れたと思います。悔しい気持ちとか色んな気持ちになって成長してもらえれば」のような話があり、終わりの挨拶で終わりました。

その後私のところに走ってきて、また涙ぐんでおり、涙を拭き拭きしている息子がいました。

疲れたかな?転んで走るの嫌なのに走らされて嫌だったかな?

と思ったのですが、

(僕のチームが勝って)感動したよ〜

と言ってきました。

感動したと言って泣いた息子は初めて見ました。

おそらく、転んだことも、自分のチームが勝ったことも、お友達みんな一生懸命だったことも、掛け声で一体感が生まれたことも、たくさんの思いで感動の涙を流したのかなと思いました。

リレーってどんな場面でも感動しますよね!

息子が涙する前に、実は私も感動で涙してしまっていました..!

それは、赤ちゃんみたいな走りだった息子が、けっこう早く走れるようになってきたことへの成長を感じたり、勝っても負けても頑張りを認めて褒めてくれる先生方が作るあたたかい教室の雰囲気だったりに、心打たれていたのかなと思います。

また、リレー前に、適性検査の結果を先生からフィードバックしてもらっていました。
その中でも、一つ一つのできることの成長、というよりも、最近は投げ出したりせずに挑戦しようという姿が見られたり、挨拶を先生に代わってリードする役をかって出たりすることで心の成長を感じますって言われたりしたことも理由かもしれません。

体力面だけでなく、精神面も鍛えられるスポーツって、やはりいいですね。

来年度年長に変わり、最後の運動会で見せてくれる、年長さんのリレーでは涙なしには絶対に見られないだろうなと思っています。

それ以前に、去年の年長さんのリレーで誰か知らなくてもめちゃくちゃ泣きましたけどね笑。

感動の涙というものは、素晴らしいです。

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