「書斎の鍵」喜多川泰さんの作品を読んで
本を書くとは、ラブレターを書くこと。作品を形にするまでに携わる方たちは、恋のキューピット。作者の思いが届くよう、信じて見守りアシストする天使のこと。
本を手にすることは、その人にとって新たな可能性の扉を開ける鍵を手にしたこと。
本を読むタイミングとは、新しい人生を生きる覚悟と準備が出来た時のこと。
本は、世界の広さ、時代も国も異なってもこの星にはたくさんの仲間がいること、同じように悩み、泣いたり笑ったりして暮らしていることを教えてくれます。
子どもの頃の私にとって、本は、親友で先生でヒーローでした。
とても尊敬している方から、一冊の本を頂きました。喜多川泰さんの「書斎の鍵」です。
まさに今日が私にとって、世界が変わるタイミング。大切なことを思い出すタイミングだったのだと感じています。
読了して、こんなに素晴らしい本を私にプレゼントしようと思って下さったことに感謝の気持ちがいっぱいになり、涙が溢れてとまりませんでした。
どうもありがとうございます!
読み終わってすぐに、この作品のメッセージを他の人にも伝えたい。手にして読んで、感じて欲しいと心の底から感情が湧いてきました。行動せずには、いられませんでした。今、noteにも溢れる気持ちを綴っています。
読んでいる途中も、声が漏れてしまう程、感動したら泣いてしまいました。
人の念や言葉に、すっかりネガティブなイメージしか持てなく恐怖すら感じていました。自らの無力さに打ちひしがれていた程です。
言葉や知識ではなく、この出会いは、
一人の変化は、もの凄くパワフルで、世界を変える。
そのことを身をもって教えてくれました。
実際、私は作品を手にして価値観が一変しました。
自分を幸せにすることが義務から責務になりました。人生のギアがチェンジしました。
芸術は、水と空気と同じ位生きていく上で必要不可欠なものだと身をもって分かりました。演奏を聴きに行くこと、本を手に取り読むこと、観劇に行くこと、作品展に行くこと。
リアルだから受けとれるバイブレーションがある。人は無意識に、その周波数に惹かれ導かれ行動をするのだと思います。
アーティストの皆様、芸術に携わる全ての方々への尊敬と感謝の気持ちでいっぱいになりました。
アーティストから生み出された、音には、言葉には、色には、その人が生きてきた経験と感動が詰まっている。
その芸術に触れた時、人は「このままの自分でいいんだ」「人と一緒でなくていいんだ」と自分の人生を丸ごと肯定できるのです。
今多くのコンサートや舞台が中止や延期になってしまっています。人混みへの外出もはばかれている、今だからこそ本を手に取って欲しい。そして、パンデミックが収束して、今と価値観が変わった世界になった時、
どれだけ私たちが芸術家から愛や祈りを与えられ、受け取ってきたか。
その感謝を恩返しする番がやってくるのだと思います。
この記事を読んだご縁に、ぜひぜひあなたの手元へこの本を届けてあげて欲しいです。
芸術は娯楽じゃない。生きる喜びだ。
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