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【体験記】マドレーヌをいつでも胸に!ハンドメイド作品は世界にたった一つの宝物。


はじめに

ぷっくり可愛い、マドレーヌの形のブローチ。
ハンドメイド作家・+m(プラスエム)ミチさんが主宰するハンドメイドワークショップで、世界にたった一つの金マドブローチを作りました。


金マドブローチとは?

一度食べたら忘れられないしっとりした食感に厳選されたオーガニック素材。こだわり抜いてつくられた「金のマドレーヌ」。
売り上げの一部を子どもたちに寄付するなど、社会貢献にも力を入れています。
ミチさんのお友達である金のマドレーヌ工場長・松本加奈(まつもと・かな)さんに「みんながつけられるオリジナルブローチをデザインしてほしい!」とお願いされたことから、金マドブローチが誕生しました。
ワークショップの会場として使っているモプレシャスカフェは、五反田駅と大崎広小路駅のちょうど間にある隠れ家スポット。松本加奈さんが「仲間のビジネスを応援したい」という思いでつくった憩いの場所です。

初心者に優しいワークショップ。ドキドキした10年ぶりのお裁縫もこんなに楽しい。

この日のレッスンには、ミチさんのお友達が会社の同僚の方々といらしていました。お話を伺うと全員ハンドメイド好きで、公私ともに親しい仲間だとのこと。上級者だけあって、この日はブローチではなく難易度の高いビーズアクセサリーにチャレンジするのだとおっしゃっていました。

対する私は、ボタン付けくらいはするけれど…という調子。本格的なお裁縫は、高校の家庭科の授業以来10年ぶり。久しぶりに手にする針と糸を前に、ドキドキワクワクしながらワークショップのスタートです!

レッスン中の風景。全員集中しています。

ブローチの作り方は大きく分けて3ステップ。
まずマドレーヌの形のフェルト生地に、あらかじめ引かれた下書き線に沿って金のワイヤーを縫い留めていきます。そのあとフェルト生地に刺繍をほどこします。
最後に裏地を付けて、縁に細かくビーズをあしらいながらかがりぬいをして完成!
マドレーヌの形に切り取ったフェルトも、フェルトに下書き線を描くのもミチさんが準備した状態でレッスンに参加できます。1から始めるのはだいぶ骨が折れますが、難しいこと抜きにすぐ作れるのがうれしいポイントです。



意気揚々と参加した私ですが、ハンドメイド未経験・その上に元々手先が不器用なタイプです。危うい空気をミチさんも察してか、ブローチの作り方の前に「基本のキ」を教えてくれました。糸を針に通すこと、縫い終わった後に玉結びをしてほどけないように糸の始末をすること。
そこまで教わったのに間違えて指を刺しそうになったり、1針縫うのに何分もかかったりと困った生徒でしたが、いったんコツをつかむとスイスイ縫えるように。ミチさんのおかげで初めてとは思えないほど楽しいレッスンでした。

眺めているだけでもかわいい、ミチさんのソーイングセット。

ただ一心に、集中して取り組む心地よい時間。

途中で1時間のランチ休憩をはさみながら、取り組むことおよそ4時間。

スマホも見ず、雑事に気を取られることもなく、ただひたすらに針と糸を動かし目の前の作品に向き合う時間。集中してものづくりをするのは心地よく感じます。
この日は事情により途中で帰らなくてはいけなかったため、針と糸・仕上げに必要なビーズを持ち帰ってブローチの完成は自宅での宿題に。翌日、レッスンで習ったことを思い出しながら残りの作業を進め、無事に完成の瞬間を迎えました!


途中で手に負えなくなったらどうしよう、という心配も杞憂に終わり、ほっと一安心。世界に一つしかない手作りのブローチができた喜び、達成感は忘れられません。

世界に一つだけのお気に入り。自分で作る喜びは格別。

初めて作った、世界に一つしかない手作りブローチ。見ているだけで愛着が湧いてきます。縫い目が不ぞろいだったりビーズが整列していなかったりするのもご愛敬。
少人数で親切に教えてもらえるので、日ごろからハンドメイドに親しんでいる方はもちろん、そうでない方もきっと楽しめるワークショップです。
上手にできたらもちろんうれしい。少しくらい不格好でも味があっていとおしい。
身に着けるものを自分で作る喜びは、格別です。


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