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韓国人発明LK-99(常温超伝導体)のバズり方がAI界隈で尋常でない

LK-99の追加情報をお届けします。最近の研究と進展により、この物質についての理解が深まりつつあります。

  1. 複製の試み: LK-99の実験的な準備は非常に複雑ではなく、特にエキゾチックな材料や装置を使用していないため、多くの研究所がすぐにそれを再現しようとすると予想されていました。しかし、再現がスムーズなプロセスであるとは限らず、多くの人々が試みることで成功の可能性が高まるとのこと。

  2. 著者間の不一致: 2つの原稿が近接して現れ、一つは3人の著者、もう一つは6人の著者によるものでした。3人の著者によるプレプリントが撤回される可能性があり、6人の著者によるものが査読付きジャーナルに提出される準備が進められているとのこと。

  3. 最新の情報: 中国の華中科技大学からの複製の報告があり、ビデオが投稿され、LK-99のサンプルがメイスナー効果により磁石の上で浮遊する可能性を示しています。

  4. 理論的な視点: 沈陽国立材料科学研究所のチームとローレンス・バークレーのSinéad Griffinからの新たなプレプリントが非常に興味深いです。両者とも、LK-99の報告されたX線構造データから出発し、密度汎関数理論(DFT)計算を通じてその予測される振る舞いを見ています。そして、それは機能する可能性があるという非常に似た結論に達しています。

  5. 結論: 新たな物理学を仮定する必要がないということは、これがLK-99のようなものを説明するために非常に高いバーを設定することを意味します。より多くの複製データを待ち、それらがソーシャルメディアのビデオだけでなく、それらを裏付けるものを持っていることを期待しています。これは、これまでに見た中で最も信頼性のある室温・圧力下での超伝導体への試みであり、今後の数日間と数週間は非常に興味深いものになるでしょう。

8月3日午前1時ごろテレ東BIZのニュースにもなりました。

過去のLK-99関連Note

古い順に置いておきます。

8月3日午前1時ごろテレ東BIZのニュースにもなりました。

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