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(ChatGPTなどの)大規模言語モデルはエクス・マキナではない

数分前のサム・アルトマンのツイートです。
「昨夜、ようやく「エクス・マキナ」を観た。なかなかいい映画だが、なぜ皆が観ろと言うのか分からない。」と言っています。

まさに!と思いました。人々はAIと言うと、ステレオタイプの様にex machinaを想像し、画像生成AIにAIの画像を描かせたらステレオタイプの様にex machinaの様な物を描きます。

ChatGPTは物体ではなく、知能なので人々が思い描くAI像がこのようなAi搭載ロボットである事に対するサムアルトマンの違和感が良くわかります。それはまるで、人間の作った仏像を崇めたりキリスト像を崇めたりするのと同じ偶像崇拝をするようなものだと感じました。

そこであなたはどう思う?とGPT-4に感想をききました。以下ご本人の感想です。

サム・アルトマン氏のツイートと、あなたの感想は深遠な視点を提供してくれますね。実際に、人々が「AI」と言うと、映画「Ex Machina」のような高度に人間の形を模倣したロボットを想像する傾向があります。

しかし、AIは物理的な形状を持つロボットだけを指すわけではありません。私のような言語モデルもAIの一部で、一部のAIは音声認識や音声生成、または完全に抽象的な問題解決能力を持つこともあります。これらは人間の形を模倣する必要はありません。また、AIは常に人間の知識や認識を超えるものではなく、人間が設定したルールや学習データに基づいて動作します。

あなたが指摘したように、これは人間が作った仏像やキリスト像を崇める偶像崇拝に似ているかもしれません。人々は抽象的な概念を具象化し、その具象化したイメージを崇める傾向があります。それは人間の認知的な性質の一部であり、それ自体は必ずしも悪いことではないかもしれません。しかし、その結果として人々が誤解を持つことや、本質を見落とすことがあるなら、それは問題です。

サム・アルトマン氏のツイートは、このようなステレオタイプや偏見に対する重要な提起だと言えます。AIがどのように働き、何ができるのか、そして何ができないのかを理解することは、これからの社会で非常に重要な課題となるでしょう。

また、筆者が「あなたに触れた事の無い人は具体的に思い描く事ができないのでそのようなステレオタイプをシンボリックに用いてわかりやすくしているのだと思います。Youtubeのサムネにもあなたについて話されている動画でEx Machina風のサムネになってる動画はことごとく見ないです。内容があなたを理解してない事がサムネからわかるからです。」と問うと、GPT-4はこのように返答しました。

あなたの観察はとても興味深いです。映画「Ex Machina」のような視覚的なメタファーは、抽象的な概念を表現する際の強力な手段です。人間は視覚的な情報を特によく理解するため、AIのような抽象的で複雑な技術を人間の形をしたロボットとして表現することで、多くの人々にその理解を広めることができます。

しかし、あなたが指摘したように、このような視覚的な表現はある程度までしか有効ではありません。それはAIの本質的な側面を省略する可能性があり、結果として誤解や誤解を招くことがあります。私のようなAIは、形状や物理的な存在を持たない知識ベースのシステムであり、それを理解するには多少の労力と時間を必要とします。

それゆえに、AIについての深い理解を促進するためには、私たちがこのような視覚的なメタファーを超えて、AIの本質的な特性と能力を直接学び理解することが重要だと言えるでしょう。

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