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クリエイターのSora使用感と生成動画のまとめ:OpenAI公式ブログ

OpenAI公式はSoraの使用感を映像クリエイターなどに試してもらった結果をまとめたブログを出しました。下記の公式ブログを見ると、Soraが最も得意とするのはあり得ない映像を、Sora独自の物理演算であたかも撮影してきたかのように自然にレンダリングできる事だという印象を持ちました。

shy kidsという映像作家は、Soraを試せる喜びをXにポストしてOpenAIの公式ブロクに作品が掲載された事を告知しています。

#Soraを使った最初の短編映画の 1 つを制作できた喜びでいっぱいですby
@OpenAI。ブログで「エアヘッド」を見る

上記の公式ブログには、下記のポストでshy kidsさんがポストに添付した動画が掲載されています。

また、OpenAI社長のグレッグ・ブロックマンもこの公式ブログの事をXで告知しています。

上記の動画のロングバーションはこちら↓

公式ブログには、数名のアーティストのSoraの使用感とその作品を掲載しています。

ポール・トリロ:映画監督

Sora が最も威力を発揮するのは、古いものを複製するのではなく、他の方法では決して目にする機会がなかった新しい不可能なアイデアを実現するときです。

ミッドセンチュリーな古いアナログフィルムの色調を見事に再現している動画ではあり得ないことがおこります。

Soraの開発者であるアディティヤ・ラメシュさんが、彼が生成した別のSora動画を共有しています。

ポール・トリロ監督のXアカウントでも、別のSora動画が上がっていました。これもとてもクリエイティブです。

シャイ・キッズ:マルチメディア制作会社

Sora は現実のように見えるものを生成するのが得意ですが、私たちを興奮させるのは、完全に超現実的なものを作成する能力です。かつては不可能だと思われていたストーリーを拡張することができるようになりました

顔が風船の男の日常生活を描いています。彼らの映像作品はポラロイドのような色彩でとてもおしゃれです。
また、もう一つの映像は彼の映像は進みながら景色がどんどん移り変わっていく様をあり得ない展開で進めていて大変興味深いです。

ニック・クレベロフ:クリエイティブ ディレクター

私は動きながら考えるクリエイターの 1 人なので、Sora にいるときは、どんなアイデアでも実現できるような気がします。

こちらは、70年代のテクノグループのミュージックビデオを彷彿そさせるような荒い映像でとてもおしゃれです。

オーガスト・カンプ:アーティスト/ミュージシャン

ソラは、手段と対立する想像力によって常に活動範囲が制限されてきたアーティストとして、私にとって本当の転換点を表しています

ステンドクラスでできた人間の様子です。とても不思議な感じです。

ジョセフィン・ミラー:クリエイティブディレクター

Sora は、私が何年も温めてきたアイデア、以前は技術的に不可能だったアイデアを実現する可能性を広げてくれました。このような高いレベルで迅速に概念化する能力は、私の創造的なプロセスに挑戦しているだけではありません。ストーリーテリングの進化にも役立ちました。技術的な制約が少なくなり、自分の想像力を表現できるようになりました。

数多くのキメラが登場します。キメラ好きの筆者としてはたまらない映像になりました。DALL-E3のキメラ画像を紹介したNoteも合わせてご覧ください。

ドン アレン 3 世:デジタル AR/XR アーティスト

長い間、私は頭の中で組み合わせて面白いと思う拡張現実のハイブリッドクリーチャーを作ってきました。空間コンピューターに配置する 3D キャラクターを完全に構築する前に、アイデアのプロトタイプを作成する方法がはるかに簡単になりました。

彫刻の現在アート作品を360度カメラを回しながら撮影したような映像を生成しています。また、複雑な現代アート作品のCADのワイヤーフレームも同時に生成できてしまっているのがわかります。

アレックス・レーベン:彫刻家

Sora を使用した私の経験は、3D 彫刻を開発する出発点となりました。私の考えは、写真測量の領域とその彫刻への潜在的な応用の探究へと向かいました。ビデオを 3D モデルに変換するという見通しは、AI システムを当初の範囲を超えて推進することを示唆しているので、私は興味をそそられました。

Sora開発者からの紹介ポスト

三人のSoraの開発者のうちアディティヤ・ラメシュさんが、コメントのポストをしています。

Sora開発者のインタヴュー動画を深掘りしたNoteも執筆していますので合わせてご覧ください。

その他Soraの最近の生成映像

最近は三人のSora開発者が動画の共有をしていないので、AI Filmsという投稿者の動画を追っていきます。この投稿者は複数の画像・動画生成AIを

筆者のSora関連Note

β版リリースからこれまでに発表されてきたSoraに関するNoteは多数執筆していますので合わせてご覧ください。


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