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筑波大のスタートアップ、ピクシーダストテクノロジーズ(落合陽一代表)が米国のナスダック上場

筑波大学発の日本のテクノロジー企業であるPixie Dust Technologies, Inc.(ピクシーダストテクノロジーズ:落合陽一代表)が、8月1日に米国のナスダック市場に上場しました。公開価格は9ドルで、初値は9ドル90セントでした。しかし、その日の終値は8ドルでした。

ピクシーダストテクノロジーズは、メディアアーティストの落合陽一氏が代表を務めています。同社は2017年に創業し、音を用いて高齢者の脳を活性化する認知症ケアサービスを提供しています。

企業への純収益は約1380万ドルになると予想

公開は、2023年8月3日に完了する予定で、通常のクロージング条件の満足によります。引き受け割引と手数料、その他の公開費用を差し引いた後の企業への純収益は、約1380万ドル(本日のレートで約197億円)になると予想されています。同社は、この純収益を技術と関連製品の開発と商用化、および他の運転資本と一般企業目的に使用する予定です。

ピクシーダストテクノロジーズの事業

Pixie Dust Technologiesは、独自の波動技術を活用した革新的な製品と素材の商用化に注力する日本のテクノロジー企業です。現在、同社は製品開発の2つの領域に焦点を当てています:1つは「パーソナルケア&ダイバーシティ」で、波動制御技術がメカノバイオロジーと視覚、聴覚、触覚の介入/支援に適用されています。もう1つは「ワークスペース&デジタルトランスフォーメーション」で、メタマテリアル(構造により特性を作り出す技術)とオフィスや建設現場などの商業設計問題へのソリューションが適用されています。

音を用いて高齢者の脳を活性化する認知症ケアサービスを提供しています。

デジタルと物理世界を繋ぐ新たな価値創造

Pixie Dust Technologiesがデジタル技術を活用して、物理空間や社会制度への自然な漏出を促進し、新たな価値を創造することに注力していることが伺えます。これは、デジタルと物理世界を繋ぐインターフェース領域の技術革新を通じて、新たな平衡点や均衡点を探し、変容する社会像や未来像を共に探るパートナーとしての役割を果たすことを目指しています。

産学連携を通じたアカデミア発の技術の社会実装

同社はアカデミア発の技術を連続的に社会実装することを目指しており、産学連携の新しい形を構築しています。これは、最新の研究成果を社会に広く普及させるための取り組みと言えます。

同社は音や光を活用したインターフェース技術を用いて、世界中に溶け込むコンピュータ技術を開発しています。これは、新しい製品やサービスの開発につながる可能性があります。

英文のニュースはこちら↓

上場の瞬間を動画で上げているウィークリー落合

前半は上場の様子、後半はニューヨークの様子です。


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