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Photo Story|磯鵯-いそひよどり-/Isohiyodori
![](https://assets.st-note.com/img/1703203500413-4mdx5T74Sn.jpg?width=800)
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「磯鵯-いそひよどり-」
藍色を纏ったヒヨドリみたいな鳥。
海岸の磯でよく見られることから
その両方にちなんで磯鵯と名付けられた。
美しいのは見た目だけではなくて
なんといってもその歌声。
複雑で長い旋律を透き通る美声で歌い続ける。
まさに幸せの藍色の鳥。
Photo Story
ちょうど昨日の話。
ゴミ拾いのため大井川に出向いていた。
この日は風がきつく
スマホで調べると風速10m前後予報が出ており
ただでさえ冷たい風が体を凍てつくようだった。
それでも宮沢賢治ばりの心意気で
風にも負けずということでゴミ拾いをする。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125237418/picture_pc_92d66fc02ad88e74bcb8c09ef5934a44.jpg?width=800)
おおよそ30分前後。
あっという間に袋二つ分
ゴミ拾いとカメラ活動を兼ねていたのだが
あまりの風の強さに写真なんて撮ってられなかった。
体が冷えて冷えて寒かったので
急ぎ、家路へと急ぐ。
その間、色んな鳥たちと遭遇した。
お馴染みのスズメたちは
枯れ草や枯れ木に群れで止まっていて
強すぎる風の中でふっくら冬スズメ状態になっていた。
カラスや猛禽類(多分チョウゲンボウ)は
強風で舵を失うようにフラフラと飛んでいた。
川辺ではサギが漁をしようと降り立とうとするも
やはり強い風で着地がうまくいかないのか
何度も何度もフラフラしながら飛んでいた。
みんな強風の中大変そうだった。
そんな中で、
家の近くまで帰ってきた時に
目の前で一羽の藍色の鳥が飛んできた。
僕が大好きな鳥のイソヒヨドリ。
彼もまた、
風に飛ばされそうになったみたいで
積み重ねられたコンクリートブロックを
風除けにしているみたいだった。
![](https://assets.st-note.com/img/1703203875073-hPJtOn8YB3.jpg?width=800)
イソヒヨドリは実際はヒタキ科で、
ジョウビタキやオオルリなどの仲間。
ヒタキ科の多くは声が美しいので
やはりイソヒヨドリも例外ではない。
一度聴いたら忘れられないほどの
めちゃめちゃ綺麗な声でさえずる。
僕の住む街では市街地によく見られるので
特に朝方に、
街中を響き渡らせるかのように歌っている。
こちらのページで声が聞けます。
僕がまだ実家にいた時に
街中で美しい声が聞こえたと思って
その声の主を調べたことがあったのだが
その時は結局姿を見てないからわからなかった。
ある時祖父にその話をしたら
それは多分イソヒヨドリやなぁと。
早速歌声を聞いてみたらドンピシャ。
それ以来僕はイソヒヨドリが大好きになる。
![](https://assets.st-note.com/img/1703203908555-6Tb3y3xaev.jpg?width=800)
生息域は広くて
特に温暖な地域で多いようだ。
2年前に宮古島に一人旅で行った時に
その離島の大神島には
たくさんのイソヒヨドリに出会ったをおぼている。
オスが三羽ほど集まっており、
みんな綺麗な歌声で競い合うかのように鳴いていたのだ。
なんとも幸せな空間だった。
それに彼らがが面白いのは
なんとメスまでも美しい声で歌うことができる。
と思いきやカエルのような鳴き声にもなったりと
なんとも不思議で面白い生き物である。
もし貴方の住む街で
聞き慣れない美しい歌声が聞こえてきたら
それはイソヒヨドリかもしれない。
そしたら是非探してみてほしい。
幸せを運んでくる青藍色の美しい鳥の姿を。
ご覧いただきありがとうございました
どうぞ倖せが繋がりますように!
2023年12月22日 冬至(あたらしい世界の幕開け)
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