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Photo Story|磯鵯-いそひよどり-/Isohiyodori

PENTAX KF 11 1/500s 270㎜ Sizuoka Simada
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「磯鵯-いそひよどり-」

藍色を纏ったヒヨドリみたいな鳥。

海岸の磯でよく見られることから
その両方にちなんで磯鵯と名付けられた。

美しいのは見た目だけではなくて
なんといってもその歌声。

複雑で長い旋律を透き通る美声で歌い続ける。

まさに幸せの藍色の鳥。


Photo Story

ちょうど昨日の話。

ゴミ拾いのため大井川に出向いていた。

この日は風がきつく
スマホで調べると風速10m前後予報が出ており
ただでさえ冷たい風が体を凍てつくようだった。

それでも宮沢賢治ばりの心意気で
風にも負けずということでゴミ拾いをする。

おおよそ30分前後。

あっという間に袋二つ分

ゴミ拾いとカメラ活動を兼ねていたのだが
あまりの風の強さに写真なんて撮ってられなかった。

体が冷えて冷えて寒かったので
急ぎ、家路へと急ぐ。

その間、色んな鳥たちと遭遇した。

お馴染みのスズメたちは
枯れ草や枯れ木に群れで止まっていて
強すぎる風の中でふっくら冬スズメ状態になっていた。

カラスや猛禽類(多分チョウゲンボウ)は
強風で舵を失うようにフラフラと飛んでいた。

川辺ではサギが漁をしようと降り立とうとするも
やはり強い風で着地がうまくいかないのか
何度も何度もフラフラしながら飛んでいた。

みんな強風の中大変そうだった。

そんな中で、
家の近くまで帰ってきた時に
目の前で一羽の藍色の鳥が飛んできた。

僕が大好きな鳥のイソヒヨドリ。

彼もまた、
風に飛ばされそうになったみたいで
積み重ねられたコンクリートブロックを
風除けにしているみたいだった。

目と目が合う。。。

イソヒヨドリは実際はヒタキ科で、
ジョウビタキやオオルリなどの仲間。

ヒタキ科の多くは声が美しいので
やはりイソヒヨドリも例外ではない。

一度聴いたら忘れられないほどの
めちゃめちゃ綺麗な声でさえずる。

僕の住む街では市街地によく見られるので
特に朝方に、
街中を響き渡らせるかのように歌っている。

こちらのページで声が聞けます。

僕がまだ実家にいた時に
街中で美しい声が聞こえたと思って
その声の主を調べたことがあったのだが
その時は結局姿を見てないからわからなかった。

ある時祖父にその話をしたら
それは多分イソヒヨドリやなぁと。

早速歌声を聞いてみたらドンピシャ。

それ以来僕はイソヒヨドリが大好きになる。

瞬きの瞬間

生息域は広くて
特に温暖な地域で多いようだ。

2年前に宮古島に一人旅で行った時に
その離島の大神島には
たくさんのイソヒヨドリに出会ったをおぼている。

オスが三羽ほど集まっており、
みんな綺麗な歌声で競い合うかのように鳴いていたのだ。

なんとも幸せな空間だった。

それに彼らがが面白いのは
なんとメスまでも美しい声で歌うことができる。

と思いきやカエルのような鳴き声にもなったりと
なんとも不思議で面白い生き物である。

もし貴方の住む街で
聞き慣れない美しい歌声が聞こえてきたら
それはイソヒヨドリかもしれない。

そしたら是非探してみてほしい。

幸せを運んでくる青藍色の美しい鳥の姿を。


ご覧いただきありがとうございました
どうぞ倖せが繋がりますように!

2023年12月22日 冬至(あたらしい世界の幕開け)


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