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Photo Story

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美しいと思った瞬間を瞬間をカメラでキリトリ、毎日ちょっとした小話と共に投稿しています。お暇な時にでもゆっくりご覧ください。
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#海

Photo Story|美海-ちゅらうみ-/Tyuraumi

「美海-ちゅらうみ-」 一面に広がる鮮やかな青い海。 体を優しく包み込む爽やかな潮風。 これぞまさに清らかな海。 Photo Story沖縄シリーズ。 移住体験二日目。 この日も一応雨予報だったけど、外に出ると青空が広がっていた。 イソヒヨドリの美しい囀りが響き渡る沖縄の田舎の朝。 この日は国頭村内巡りに連れて行ってもらい、お昼は移住先輩者のカフェで、夜は住人の人たちと居酒屋で懇親会の予定。 1日予定が詰まっていたが、時間があったのでパートナーのakiと二人

Photo Story|波彩-なみいろ-/Namiiro

「波彩-なみいろ-」 穏やかでエメラルドグリーンが広がる沖縄の美ら海。 波打ち際でざぶーんと波が折れる、 ほんのわずかな瞬間だけ美しいアクアブルーに変化する。 この波彩の変化に魅入られながら、 ただただ美ら海の世界に包まれていた。 Photo Story沖縄シリーズ。 古宇利島を後にしたらいよいよ国頭村の移住体験施設へ向かう。 車通りも一気に減り、観光客もあんまり北部の方へは行かないらしい。 道路はほぼ貸切状態で、左側は美しい沖縄の海を眺めながら、右側はやん

Photo Story|夢幻-ゆめまぼろし-/Yumemaborosi

「夢幻-ゆめまぼろし-」 白くて綺麗な貝殻と 晶々輝く砂と海。 夢か現か幻か。 時の流れを忘れていく。 Photo Story相良サンビーチシリーズ。 アツバキミガヨランたちと写真で遊んだ後に、波打ち際の方へと近づいていった。 ここの海は晴れた日は本当に綺麗。 青色だけではなくて、ちょっとエメラルドグリーン色も混じっていたりと、ちょっとだけ沖縄にいる気持ちになれる。 少しだけ騒がしい波音を聞きながら、波打ち際を歩いていく。 綺麗な貝殻がないかなとあたりを探

Photo Story|波立-なみだつ-/Namidatu

「波立-なみだつ-」 波立つ海。 その波は抑揚をつけながら 小さく穏やかな時もあるし 大きな音を轟かせながら高く波飛沫をあげる時もある。 ざわざわしていた心は 起伏のある波に打ち消されていった。 Photo Story虚無期間三日目…ではないのだけど、 なんとなくモノクロシリーズを続けてみたかっただけ。 今回は元旦の日に撮影した 御前崎から見た富士山と波立つ海の景色。 ひたすらばっしゃーんとなる瞬間を捉えようと 砂浜に一人しゃがみ込んで撮影。 細かなことを言う

Photo Story|波壁-なみかべ-/Namikabe

「波壁-なみかべ-」 波が崩れるその一瞬 波壁は美しいエメラルドグリーンに輝く。 時には魚影が写ったり 時には泡が模様となったり 波壁が映す世界も一つのアート作品。 Photo Story前回までの続き。 波の写真の中でもう一枚お気に入りのものがあった。 それは波壁の写真。 最初の導入分にも書いたが 波壁が崩れる瞬間も好きだが 崩れる前の一瞬も好きだったりする。 海の真っ青も好きだけど この透明度があるエメラルドグリーンが 何よりも心地よいカラー。 色とか

Photo Story|巻波-まきなみ-/Makinami

「巻波-まきなみ-」 ザッブーン。 波壁がアーチを描きながら 崩れていく瞬間がとてつもなく美しい。 波頭がまだ崩れないまだ崩れない・・・ このギリギリで堪えながら ザッブーン。 轟音であっても騒音ではない。 どこか心が洗われる瞬間。 Photo Story冬至の翌朝の出来事。 牧之原市鹿島ビーチにて 日の出を見てゴミ拾いを少しして、 車の中に戻った。 エンジンをつけて 暖房をフル回転させる。 指先は真っ赤になっており感覚がない。 写真に夢中になっていて

Photo Story|日出-ひので-/Hinode

「日出-ひので」 冬至を迎えた翌日の朝。 遠い海の地平線の彼方から ゆっくりと太陽が昇ってくる。 凍てつくような寒さの中 太陽の光が差し込んだ瞬間 體がじーんと暖かくなるのがわかった。 愛のある優しい温もり。 改めて太陽にありがとうを。 今日から少しずつ昼が長く夜が短くなっていく。 新しい一年の幕開け。 Photo Story朝は3時に目が覚めた。 仕事をしなけりゃならなかったけど ついつい夜は早めに寝てしまったからだ。 とはいえまだ深夜。 横で寝ている

Photo Story|波影-なみかげ-/Namikage

「波影-なみかげ-/Namikage」 日が沈み三日月に光が灯る。 波は変わらず押し寄せて 騒がしくも心地よい音があたりに響いていた。 もうすぐ夜になる頃合い。 三日月の淡い光が 微かに波を照らしてその影をうつしていた。 Photo Story前回の続き。 夜の帳が訪れる前、 いわゆるマジックアワーとも呼ばれる時間。 朝も夜も この時間の空の色が一番好き。 夕日のあかね色に染まる空も好きだけど やっぱり青から橙に染まるこの瞬間が ああああ綺麗だあああと心が一番

Photo Story|汐騒-しほさい-/Siosai

「汐騒-しほさい-/Siosai」 すでに日は沈み 茜色の空はやがて青色に染まる頃合。 夕凪はなく ただひたすらに押し寄せる波は 少しずつ満ちる準備をしているようだった。 喧騒が消え薄らぎ あたりは汐騒だけが残る。 感情はない。 ただひたすら海の揺らぎに身も心も委ねながら 美しく染まる空を眺めていた。 Photo Story前回の続き。 日が沈み、 美しい紅富士を拝ませてもらって、 そろそろ帰ろうかと思った時だった。 ふと、 南側の広い海を眺めてみると なんと

Photo Story|海空-うみそら-/Umisora

「海空-うみそら-」 どこまでも広がり続ける海と空。 ゆらゆらと揺れる波の綾が ずーっと向こうまで続いている。 目に見えるもの全てが青い世界。 優しくて穏やかで そっと包み込んでくれている 地球にありがとうを…。 Photo Story静岡県静岡市にある久能東照宮。 徳川家康のご遺体が眠る場所。 (これについては別記事で紹介します。) その東照宮に向かうためには 山の麓から1,159段の階段を登らなければならない。 今回の写真はその道中に見た景色。 ただひた

Photo Story|逢瀬-おうせ-/Ose

「逢瀬-おうせ-」 波打ち際を歩く 二羽のミユビシギ。 迫り来る波と戯れながら 仲睦まじく歩くその姿は まるで浜辺で過ごす逢瀬時間のよう。 二羽のしあわせな姿を見届けながら。 Photo Story静岡最南端に位置する御前崎市。 個人的には かなり好きな場所で 頻繁に通っている。 特に好きなところが浜岡砂丘。 ここは本当に絶景。 どこまでも広がる青い海。 どこまでも続く砂浜の海岸線。 敷き詰める緑豊かな海浜植物たち。 まさに自然が創った絶景。 周辺に風

Photo Story|浪上-なみうえ-/Namiue

「浪上-なみうえ-」 駿河湾沖浪上。 葛飾北斎の神奈川沖浪裏をオマージュ。 浪裏のほどの高波ではないけれども それでも波飛沫と富士山を眺めていると 葛飾北斎のあの絵が思い浮かぶ。 まさに風情この上なし。 Photo Story秋空が心地よい10月。 残暑も感じなくなり、 強い西風が冬への準備を急がせる。 ・・・ 優しい青空。 空高く広がる淡い雲。 心地よい気温。 秋のいいとこづくしだったとある日のこと。 「ハマゴウの葉でお香を作ってみたい」 そう思い立った

Photo Story|潮騒-しおさい/Siosai

「潮騒-しおさい」 浜辺に押し寄せる波。 たっぷり含んだ水が ざぶーんと落ちる姿と音は 騒がしいようで心地よい。 まさに 潮騒に心を委ねながら ゆっくりと…。 Photo Storyこちらは前回の続きみたいな話。 重たい雲が今にも雨を降らしそう。 それでも、 海の音は心地よくて しばらくそこに止まっていた。 波は強弱を変えながら 浜辺やテトラポットに打ちつける。 波の音は1/fゆらぎと呼ばれる 規則性と不規則性の調和がとれた 心地よい音らしい。 自然界に存在

Photo Story|泡雪-あわゆき-/Awayuki

「泡雪-あわゆき-」 波際のテトラポット。 打ち寄せる度に 泡となった飛沫が まるで雪のように降り頻|《しき》る。 波音の轟きとは裏腹に 空を舞う泡沫はとても綺麗だった。 Photo Storyパートナーのイベント出店にて。 僕は特にやることもなかったので 時間潰しのため静岡市は駿河区大谷の海へ。 重たい曇り空。 今にも雨が降りそうな天気はよそに ひたすら海辺でぼーっとアーシング。 海はとても好き。 見るのも聞くのも浴びるのも全て。 だからこそ海時間は 僕